
1月23日の米国株市場は、主要指数で明暗が分かれる混合した展開となりました。
ダウ平均が下落した一方で、ナスダックは大型テック株の買い支えにより小幅に上昇しましたが、中小型株は大きく売られました。
1月23日の米国株市場の主な動き
指数の推移
- ニューヨークダウ・49,998.71ドル(-0.58%)
- S&P 500・6,915.61(+0.03%)で、ほぼ横ばいで終了しました。
- ナスダック・23,501.24(+0.28%)
- ラッセル2000(小型株)・ 2,670.48(-1.78%)と、他指数と比較して大きく下落しました。
インテルと半導体株
インテル(INTC)の株価が約17%という歴史的な急落を見せました。
決算内容自体は予想を上回りましたが、将来の業績見通し(ガイダンス)が弱かったことや、製造面での課題が嫌気されました。
一方で、エヌビディア(NVDA)は中国当局が最新AIチップ「H200」の発注準備を認めたとの報道を受け、1.5%上昇しました。
為替の急変動(レートチェック)
ドル円相場が一時159円台から155円台まで急激な円高に振れました。
これはニューヨーク連銀による「レートチェック(為替水準の確認)」が行われたためとの憶測が広がっており、実弾介入の前段階としての強い警戒感を示しています。
コモディティの暴騰
地政学リスクの高まりを受け、安全資産とされる貴金属に資金が殺到しました。
銀(シルバー)価格が100ドルを突破し、金(ゴールド)も5,000ドル目前まで上昇するという異例の動きを見せています。
ビットコインと暗号資産

ビットコインは、コモディティ市場の活況に比べると相対的に弱い動きが続いています。
価格動向
現在8万9,000ドルから8万9,500ドル付近で推移しています。
一時9万1,000ドルを突破したものの、再度9万ドルの攻防戦に戻っています。
投資家心理
ビットコインのシャープレシオがマイナス圏に下落しており、現物投資で損失を抱えている層が多いことを示唆しています。
これは「投げ売りのピーク(底入れ)」の兆候との見方もありますが、さらに下値を掘るリスクも指摘されています。
将来の見通し
コインベースやバイナンス元CEOのCZ氏は、現在の調整を経て2026年頃から「スーパーサイクル(超長期の上昇相場)」に入るとのポジティブな見解を示しています。
また、暗号資産関連株(マイニング株など)は、ビットコイン本体よりも強く反応し、8〜9%上昇する銘柄も見られました。
来週はFOMC(連邦公開市場委員会)に加え、マイクロソフト、メタ、アップルなどのメガテック企業の決算発表が集中する「とんでもない1週間」になると予想されています。


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