
米国株

2月18日の米国市場は、主要指数が揃って上昇する「リスクオン」の展開となりました。
特にハイテク株中心のナスダックが0.78%高と、市場を牽引しました。
良好な経済指標
1月の住宅着工件数が前月比6.2%増(140万4000戸)となり、エコノミスト予想を上回りました。
また、鉱工業生産指数も前月比0.7%増と、約1年ぶりの大幅な伸びを記録し、米経済の底堅さが改めて示されました。
FOMC議事要旨の公開
1月開催分の議事要旨が公開され、当局者の間で利下げに対する意見が分かれていることが判明しました。
一部の参加者は、インフレが収まらない場合には「利上げの可能性」すら視野に入れているというタカ派的な内容も含まれていました。
これを受けて国債利回りは上昇し、ドル円は154円台後半まで円安が進みました。
AI関連銘柄の懸念後退
メタ(Meta)がエヌビディア(NVIDIA)と提携し、大規模なAIインフラを構築するために大量のGPUを購入する計画を発表したことで、AI投資への懸念が和らぎ、関連銘柄に買いが入りました。
地政学リスクの台頭
米国とイランの核協議が難航しており、米国によるイランへの大規模な軍事攻撃の可能性が浮上しています。
この緊張感から、原油価格は5%超、ゴールドも2%上昇するなど、コモディティ価格が急騰しました。
ビットコイン

ビットコインは、上値の重い展開が続いています。
価格動向
一時は6.8万ドル台まで値を伸ばしましたが、地政学リスクの高まりによるリスクオフの売りや、前回高値を超えられなかったことによる利益確定売りに押され、6.6万ドルから6.7万ドル付近で推移しています。
市場の視点
現在はチャート上で「三角持ち合い」を形成しており、上値と下値の幅が狭まっています。
地政学リスクの悪化とAI株の懸念後退という、正反対の材料の間で「綱引き」状態にあります。
今後の注目点
2月25日に予定されているエヌビディアの決算や、春節(旧正月)期間明けの動きが、次のトレンドを決める重要なポイントとして注目されています。
現在のサポートラインである6.5万ドルを維持できるかが焦点です。


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