お金と経済

世界は鉄と紙と金で動いているんです。

鉄とは軍事力、紙とは文化力、金は経済力です。

お金

お金の始まりは、最初は単純に交換のための道具でした。

人々は、物々交換で流通を行っていましたが、ナマモノなんかは腐ってしまうので、腐らない交換媒体として、貝や鉱石を使いました。

それがだんだんと、金とか銀とか希少価値のあるものをお金として使うようになりました。

中世ヨーロッパ時代に入り、交換媒体が金や銀に変わり、紙幣が誕生します。

紙幣は、最初、金の預かり証として発行されました。

預ける方と預かる方、その双方が確認できるようにやりとりを残す形で預かり証を発行するんです。

それがやがて紙だけの紙幣となり、みんなの信用だけで成り立つようになったんです。

信用創造といって、架空の預かり証に価値を持たせたのが紙幣です。

ですが、ただで預かり証を発行しても預かる側にメリットが薄いので利子をとるようになったんです。

現代の資本主義の紙幣の生まれ方は、何もないところから紙幣が生まれているだけなんです。

お金の仕組みを作ったのはユダヤ人といわれています。

中でも東欧系のユダヤ人はお金儲けが上手なんです。

彼らは自分たちを守ってくれる国を持つことができず、世界中に散らばって迫害されてきた歴史があるため、生き残るためにお金のことなどを考えることに長けているといわれています。

現在ではイスラエルという国がありますが、イスラエルができるまで長い間彼らはずっと流浪の民だったんです。

国がないので生産力を持つことができないので、代わりにユダヤ人は子供を徹底的に教育し、知識や情報という財産を貯めていきました。

そこで考えられたのが信用創造です。

現代の世界で価値がある知的財産権もユダヤ人が考え出した仕組みだと言われています。

ですが、信用創造の仕組みは、からくりがバレてしまうと、各地域の王様や権力者に潰されてしまいます。

この仕組みだと通貨発行権を持つのはユダヤ人たちになるので、そうするといずれその地域の権力者よりも力を持ってしまうためです。

それゆえにユダヤ人は迫害されてしまったんです。

ユダヤ人を中心とした商人たちは、自分たちの富や自由を奪う王様や貴族を潰す方法を考えます。

こうした背景からイギリスを皮切りに中世ヨーロッパで起こったのが市民革命なんです。

学校の教育では市民革命は絶対的権力者である王様を民衆が倒して、民主主義を勝ち取った正義の戦いだと教えられます。

そもそもよく考えてみると、貧しい暮らしをしていた民衆が王様の軍隊と戦うための武器などはどうやって手に入れたんでしょう。

答えは王様の存在を邪魔に思っていた商人や貴族たちが結託し、民衆を煽ってやらせたんです。

その煽り方は当時から新聞などのメディアをうまく使っていたんです。このことは今の時代に置き換えてみると、見えてくる事があります。

近代以降の戦争がどうやって起きたのか。

誰かが自分たちの都合のいい形で仮想敵の悪者を作り、メディアやマスコミが煽り、国民感情が爆発し、戦争する。

今のこの時代においても戦争はなくなりません。

戦争をして得をするは誰でしょう。まず上がるのが武器商人です。

彼らは戦わず、ただ売るだけでお金がどんどん入ってくるんです。

民主主義の選挙

民主主義の原則は国民の投票で、国民の声が反映されるかたちで政治家が選ばれますが、現代の国民の投票を左右するのはなんでしょうか。

それこそが情報で、その情報に影響力を持っているのが、メディアです。

では新聞やテレビといったメディアにお金を出しているのはいったい誰でしょう。

それは戦争の話にも出てきた、商人です。

王様を排除して、民主主義となった国は選挙をしますが、この選挙もお金とメディアでコントロールします。

商人達にとって都合の悪い政治家は排除して、都合のいい政治家に都合の良い法律をつくらせるんです。

そして政治家を利用し、国家権力が持っていた通貨発行権を自分たちが握れば、その国の国民を働かせ富を集めます。

世界各国の中央銀行を自分達で運営してしまう、ということなんです。

かつては、金本位制度といってお金を発行するには金の保有が必要でしたが、1929年の世界恐慌をきっかけに、各国が管理通貨制度という仕組みに変わってしまったんです。

よく言えば、世界の経済の成長を促すことにつながったと言えますが、悪く言えば際限なくお金を作れることになったということを意味するんです。

上位1%の富裕層だけで、世界の富の半分以上と言われています。

これまでは軍事力でコントロールされていた世界が、資本の力でコントロールされるようになった結果です。

資本を持つ商人にとって都合の悪い国は、お金を使い、情報操作で悪者にして、どこかの国に武器を渡して潰してしまい、言うことを聞かせるんです。

日露戦争や大東亜戦争もお金の側面から見たらまた違った見方ができると思います。

お金と経済の仕組みは、ユダヤ人などの商人達がつくった仕組みなんです。

本来、円滑な物々交換のためのお金が、いつの間にかお金自体が目的となり、お金を得るために奪い、戦争し、人生の時間を切り売りするのは、幸せなことではないと思います。

日本人はもともとお金の問題を理解していて、お金を得ることだけを目的とした人間を軽蔑するような文化を持っていました。

今の日本人のお金に対するメンタルブロックがあるのは、その名残りかもしれません。

江戸時代までは、金も使っていましたが、基本的には米本位制で、お米が経済の裏付けになっていました。

米本位制だったからこそ、江戸時代までの国民は物質的には豊かではなくても、精神的には豊かだったのかもしれません。

明治維新以降、西欧でできた資本主義をがっつり持ち込まれ、大東亜戦争の敗戦で完全に主導権を失ったしまったんです。

日本人はもともと、みんなで働いて富を分け合うのが向いている民族なのかもしれません。

会社は一つの共同体(家)という認識で、その中で各々の役割をもち、家族のように一致団結して頑張ってきました。

今の株式会社は、働いている人たちを置き去りにしているので、こんな状態ではやり甲斐も見出せず、頑張って働くことができません。

今の日本の会社は株主のためにあるんです。株主に利益を配当するために働いているとも言えます。

株主とはお金を持っている人のことで、その株式会社で働いている人達は、何のために、誰のために働いているのでしょうか。

強要されるレベルは違いますが、黒人を奴隷として使ったプランテーション農業と似てる感じがします。言い方は悪いですが、私達会社員、サラリーマンは株主(商人)達の奴隷なのかもしれません。

戦後の日本の子どもたちはこんな仕組みの株式会社、大企業に入るために、勉強を強いられています。

そして、大人に言われた通りに勉強を頑張って大企業に入ったと思ったら、知らない間に外国人株主に利益を渡すために働かされている、というような構造に巻き込まれてしまっているんです。

自由主義経済、グローバル化というのは、言い換えれば世界統一のルールをつくり、力のある商人や資本家が、国家の制約も受けず、自由に金儲けをしていい仕組みをつくろう、ということでもあるんです。

商人や資本家をコントロールする規範がなければ、彼らは世界経済を自由にコントロールできてしまいます。

巨大な資本を持つグループが結託し、株式などを買い集めて値段を吊り上げ、高値に達したところで、一気に売却し、株式市場を大暴落させて、暴落後にまた買い戻し、株価をあげます。

これを繰り返しお金をどんどん集め、情報操作で戦争を起こし、それをビジネスに金儲けすることもできてしまうし、実際行われているんです。

お金の裏付けはもはやゴールドではなく、僕たち大衆の労働力や生産能力が裏付けになっているんです。

お金は今ではただの数字であり、僕たちは数字を得るために、時間を削り働いているともいえるんです。

そのお金は一部の人たちが生み出し、コントロールしているんです。

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