桜井識子さんの著書『運玉』は、誰もが生まれつき持っているとされる「運玉」という幸運の素をテーマにした本です。
この本では、運玉の存在とその育て方、そしてそれが人生に与える影響について、具体的なエピソードや視点を通して解説されています。
運玉の概念
人間は誰でも、生まれる時に「運玉」という白く輝く玉を受け取っています。
この運玉は、良い出来事やラッキーな出来事を心から喜ぶことで育っていきます。
多くの人が運玉を持っていることに気づいていないか、気づいていても適切に育てられていなのです。
運玉を育てる方法
「ラッキー!」と喜ぶこと
些細なことでも「運が良い」と感じ、喜びを表現することが重要です。
喜びの感情が運玉に栄養を与え、大きくしていきます。
ネガティブな感情の排除
嫉妬、不平不満、陰口、悪口などは運玉を育てるどころか、小さくしたり、遠ざけたりする要因となります。
特に「楽して儲けている人は悪人」というような考え方は、自分自身の金運を遠ざけるブレーキになります。
感謝の気持ち
神社仏閣への参拝や、日常生活の中での感謝の気持ちも運玉を育てる上で大切です。
「自分は運が良い」という意識
自らが「運が良い」と信じ、そう振る舞うことが、さらなる幸運を引き寄せます。
豊臣秀吉の事例
著者は豊臣秀吉の墓である豊国廟に、強運を手にする秘訣を聞きに行ったそうです。
豊臣秀吉によると、運はもらうとかあげるとか、そういうものでは無いそうです。
育てるものなのだそうで、運は小さな玉です。
運玉を天は、人間に平等にくれるのだそうで、それを育てていくのだと言っていたそうです。
豊臣秀吉は、決して天下を取る運命ではなかったが、運玉を適切に育てたことで強運を引き寄せ、天下人になれたと説明されています。
秀吉が持っていた「感謝の気持ち」や「ラッキーを喜ぶ心」が、彼の運玉を大きくしたと示唆されています。
人生の設計図と魂の意思
人は生まれる前に、自ら人生の設計図を作成している。寿命や性別、人生の方向性なども自分で選択しているという視点が述べられています。
例えば、お金持ちになれないのは、「楽して儲ける人はロクな人間ではない」という考えなど、魂が「お金持ちにならない」という道を選んでいる場合もあると指摘されています。
神仏との関係
神社や神様との見えない世界での関係についても触れられています。
神様は願掛けされることを喜んでいるという、一般的なスピリチュアルな解釈とは異なる著者の視点も示されています。
『運玉』は、幸運は偶然の産物ではなく、日々の心の持ち方や行動によって自ら育て、引き寄せることができるものであることを説いています。
特に、良い出来事を喜び、ネガティブな感情を捨て去ることが、自身の運を大きく変える鍵であると強調している一冊です。


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