修造流・逆転の発想法

自己啓発

松岡修造さん著書、「プレッシャー」が「よっしゃー」に変わる 修造流・逆転の発想法。

もともとネガティブな著者が、できないをできるに変える発想法、弱さを強さに逆転させる具体的な方法を書いた本です。

準備運動

鏡に向かってできると言ってみる

できると自分で思わない限りやろうと行動することもないでしょう。

人はできないと思い込んでいることをまずやりません。

やらない限りできる可能性はゼロです。

難しそうな事でも、君ならできる!と誰かに言われたらやってみようと言う気になります。少なくとも君にはできない無理だよと言われ、続けてやる気になるとはとても思えません。

それならその誰かの代わりに、まずは自分で自分にできると言ってあげましょう。

できると、自分で口に出して言うと、そうかできるのかと脳が騙されてくれます。

そしてできる方向に向かって、脳が動き出し、前向きな行動のスイッチがオンになります。

鏡に向かって言うと、鏡の向こう側の誰かから声をかけられているような感覚になります。

その結果走った言葉が、自分の意識の中に強力に注入されることになります。

鏡に向かって笑ってみる

鏡の前でとびきりの笑顔を作る、俺だけで脳が楽しいと錯覚して自動的に気持ちが前向きになるんです。

怒っている時でも、笑ってみると、怒るのが馬鹿らしくなってきます。

笑顔になると、心も体もポジティブな方向に行きやすくなります。

この感覚はやってみないことには実感できません。

少なくとも笑顔になって損をする事はありません。

笑顔になると、周りの人や物事が前向きに動き始めます。

ピンチをチャンスにひっくり返す

わからないを、わかるに逆転

わからないことを、どうやってわかるようにできるか、その方法を考えて工夫することで、昨日までわからなかったことが、今日は少しずつでもわかるようになっている、自分がどんどん成長していると言う実感が感じられます。

勉強もわからないことをわかるようにしていくものです。

わからないから、つまらない、それで終わってしまうのはもったいないです。

最初から全部わかることなんてつまらなくありませんか?

わからないから、それをわかるようにする面白さがあります。

わからない事は面白い。

ではどうすればわかるようにできるか、そう考えられるようになると、取り組み方が変わってきます。

勉強はわからないことだらけだからこそ攻略しがいがあります。

プレッシャーをよっしゃー!に逆転

ジュニアの選手たちに、誰からのプレッシャーを1番強く感じますか?と聞くと、ほぼ例外なく、親と言う答えが返ってきます。

それは当たり前で、プレッシャーとは期待だからです。

親が我が子に誰よりも期待をかけるのは当然のことです。

期待されているんだから、プレッシャーを感じたら、よっしゃー!と前向きに捉えて欲しいです。

プレッシャーの大きさは=期待の大きさです。

うまくいって欲しい、良い結果を出してほしいと言うポジティブな期待なんだから、プレッシャーは敵でも何でもないんです。

プレッシャーは周りからかけられるもの、つまり自分以外の人によって作られるものです。

プレッシャーそのものは、自分自身ではコントロールできません。

一方で、プレッシャーとよく対であげられる緊張は自分でコントロールできるものです。

プレッシャーを感じて、緊張するのが辛いなら、緊張の部分をどうコントロールするかを考えた方がいいです。

プレッシャーも、緊張も、自分の力にできれば怖いものなしです。

やりたくないを楽しいに逆転

目標があれば、そこまでのプロセスは全部楽しいことになります。

そのプロセスのおかげで、目標に近づくことができるのです。

周りからは、どんなに大変そうに見えても、自分の目標のために、自分が主となって取り組む勉強はとても楽しいはずです。

他人からやらされていることは、チャレンジとは呼びません。

自分の目標を持つことで、やらされている感覚だったものがチャレンジにチェンジするんです。

目標は、他人からの評価を基準にするのではなく、あくまでも自分自身がどうなりたいか、どうなりたいかと言う自分中心で決めるものです。

自分中心の目標が生まれた瞬間から、目の前のやりたくないことが、やる意味のある楽しいものに見えてきます。

基本を本気に逆転

仕事、スポーツ、勉強、何事も基本が大事です。

基本を積み重ねることで本気になれます。

基本を何度も繰り返すことによって、それが身に付き、本気の力を出すための土台になるんです。

同じことを地道にコツコツ繰り返すのは、日本人の得意とするところです。

テニスの世界でも、日本人選手の資質として、海外で評価が高いのがこの繰り返す力です。

僕たちは、もともと基本を身に付けることに向いているかもしれません。

正しいフォームを意識しながら、繰り返し打ってる時は毎回少しずつ正しい打ち方に修復しながら反復しています。

考えながら反復しているから、考えずにできるようになるんです。

最も大事な場面で正しいことが普通にできる人が本当の強いい人だと思います。

考えながらやり方を工夫することと、基本を積み重ねることが大事です。

勉強がはかどる、全集中の極意

勉強を始める前に、心のピントを合わせる

スポーツでも勉強でもいかに集中できるかが結果を左右します。

とは言え、集中するのはなかなか難しくて、大抵の人は集中することに集中しようとしてしまっているんです。

そして集中しなければと焦って結果的に全然集中できていなかったりします。

例えば、今日やることリストを作ってみる。

何をすればいいかを見える化すると、頭も心もすっきりと整理され、やるべきことに集中しやすくなります。

机の前に座って、いきなり勉強に手をつけようとすると、あれもこれもやらなきゃと、焦って全然進まない、なんてことにもなりがちです。

やることの全体像をまず把握してから取り掛かるようにしてみるといいです。

心を落ち着けて、集中に向かうための1番手っ取り早い方法と言えば深呼吸です。

ただ息を吸って吐くだけではなく、吐く息と一緒に焦りやイライラ、憂鬱な気持ちも全部吐き出します。

そこにもう一つ付け加えて欲しいのが心で呼吸する心呼吸です。

自分の心の状態を意識して心呼吸すると、さらに集中できる環境が整います。

集中とはどんな状態か?

1つ言えるのは焦りながら集中する事はまず不可能です。

集中にはコンセントレーションとフォーカスの2つがあります。

コンセントレーションは1点に集中することです。

これも大事ですが、1点に集中しすぎると、視野が狭くなっちゃうことがあります。

フォーカスは焦点を合わせることです。

状況を広い視野で、捉えた上で何が大事かを見極めて、そこにぐっと焦点を合わせると言うイメージです。

全体が見えているから、何をすればいいか、適切な判断が下しやすいのです。

カメラのピント合わせるように集中したいことに心をフォーカスさせていく、その焦点が合えば、会うほど全集中でそこに向かっていけるんです。

嫌な気持ちの追い出し方

心がネガティブな思いにとらわれてしまうと、なかなか勉強に集中なんてできません。

ネガティブな思考を取り去ろうとするのではなく、別のものでそれを上書きすることで、消すようにします。

頭の中で何かをイメージすることでもいいし、あるいは何らかの行動を取ることでもいいです。

例えば思いっきり笑顔を作ったり、誰もいないところで、叫んだり1人で深呼吸しながら吐くタイミングでネガティブな感情を言葉にして一緒に吐き出します。

夢を叶えるために今日からできること

何かを変えたい時は、意識して大げさにやってみる

これまでの自分のやり方を大きく変えたいんだったら、大げさな位にやってみるのがちょうどいいです。

意識して演じることで行動が変わります。

演じると言うと、本当の自分を偽るようなネガティブな印象があるかもしれません。

でも例えば落ち込んでいるときに前向きに行こうとか、疲れているときに元気に振る舞おうとすれば演じる以外にないんです。

前向きや元気を演じると、自然と自分自身がそれに同調していって、本当に前向きな気分になったり元気になってきたりします。

それによって行動も前向き、元気なものに変わります。

いつでもどんな時でも笑顔でいるっていうのも演じることの1種でしょう。

まずは型から入ることでもいいです。

行動することで、気持ちは後からついてくる、今までとは違う自分を演じることで変化を起こすことができるんです。

意識して演じることで、行動は大きく変わります。

線を引きまくりながら、本を読む

著者にとって本を読む事は、ただ書かれていることを読んで理解すると言う受け身の体験ではありません。

自分自身がワクワクするための読み方をする、自分中心に読むのが修造流の読書です。

1つ目のポイントは、本は必ずしも1冊全部読み切らなくてもいい。

最初から最後まで全部読むものだと思っていると読んでいるうちに、いつの間にか1冊読み通すことが目的になってしまうことがあります。

自分はこの本を読んだと言う実績を作るために読破したところで意味はありません。

修造流の読書では、まず前書きと後書きの部分を読みます。

著者がその本で何を伝えたいのかを、ここで掴むことができます。

次に目次を見て、自分が読みたいと思った項目から読みます。

目次に並んでいるのが、なぞなぞの問題で、その答えを見に行く感覚です。

そして答えを見つけたら、そこに線を引きます。

自分の本であれば、本にはどれだけ書き込んでもokです。

ただその視線を引いた答えについてそうなのかと納得して終わるだけではもったいないです。

その答えが自分にとってどんな意味があるのか、自分ならそれをどう取り入れるのかを考えて、どんどん書き込んでみてください。

こうして自分中心の読書をすることで、自分の引き出しをどんどん増やしていくことができます。

著者が本を読むときは、文字を追うと言うより、頭の中で映像化しながら読んでいます。

著者にとって本を読む事は、自分の想像力を駆使して映像を見ることとほぼ同じです。

読む回数を重ねるごとに、頭の中の映像がどんどんクリアで美しいものになっていきます。

この読書法を練習してみると、さらに本を読むのが楽しくなるはずです。

本は目次を見て読みたいと思ったところから、読めば良いのです。

毎日が楽しくなる

他人からどう見られているかを決めつけない

自分が他の人からどう思われているのか、気にならない人なんていないと思います。

でも、周りを気にしすぎて、自分の正直な気持ちにふたをしたり、偽ったりするのは本当にもったいないです。

自分が思う自分の印象と実際に他の人が感じている自分の印象はかなり違うものです。

自分はこう思われていると言うネガティブな決めつけは大抵自分だけの思い込みです。

だから、それにとらわれる必要なんてありません。

の思いや考えを大切に、自分らしくいることを心がけるだけでも、物事に対する見方が変わってくるはずです。

ネガティブな思い込みにとらわれる必要はありません。

ありがとうのパワーでイライラや怒りから解放される

友達や周りの人に対してちょっとしたことでいらっとしてしまうことってありますよね?

そんな時、あえて言ってみて欲しい言葉があります。

「ありがとう」

口に出して言うのが抵抗があるなら、心の中で言うだけでもokです。

困難や災難などの難が有ることによって、自分が成長できたから有難う。

ありがとうと言う言葉には、そんな意味もあるんじゃないかと著者は思っているそうです。

そこまでは考えなくてもいらっとした時、本当は言い返したいところをありがとうということで、イライラや怒りが収まる位なら単純にそうする方がいいですよね。

怒りをコントロールする技術「アンガーマネジメント」には、怒ったら6秒間我慢すると言う方法があります。

怒りのピークは6秒ほどとされるので、6秒間を何とか我慢して、やりすごせば衝動的に言い返して喧嘩になったりする事態を避けることができると言うわけです。

ありがとうは、究極の前向きな言葉です。

だからありがとうを口にすると、それ以上マイナスなことを考えなくなります。

ありがとうと言うだけで、少なくともマイナスゾーンからは脱出できるはずです。

ありがとうのパワーをうまく利用して、自分の心を穏やかに保っていきましょう。

自分なんてダメだ、が消える

トンネルに入ったら、立ち止まらずに動け

トンネルの中で、足を止めれば、一生ここから出られない、暗闇から抜け出すには動くしかないんです。

出口の見えないトンネルに入り込んだようにうまくいかない状況の中で苦しんでいる時できるのは立ち止まらずに動くことです。

立ち止まっていても光は見えてきません。だからとにかく動きます。

例えもがいているだけだとしても、暗闇から抜け出すための動きは全てが前向きです。

動いたことで、かえって出口から遠ざかってしまったなんてこともあるでしょう。

それは一見無駄な動きのように見えても、位置を変えたことで、それまで見えていなかった出口の光が見えてくるかもしれません。

トンネルで立ち尽くしたまま、過去に目を向ければ、なんでトンネルに入ってしまったんだろうと後悔して、やがてそれが怒りに変わります。

かといって、未来に目を向ければ、ここから出られなかったら、どうしようと不安になります。

そしてその怒りや不安を、どうせここから出るのは無理だと諦めるための言い訳に変えていきます。

出口を探すと言う。今目の前にある目標に向けて、今この瞬間にできるベストを尽くしている間は怒りも不安も出てきません。

今できるのはとにかく動くことです。

光が見えるまで、ただひたすら一生懸命動く。

そうすればいつか必ず光は見えてきます。

光が見えてきたら、光が差す方向に向かってまっすぐ。そして力強く歩いていけばいいんです。。

根拠のない自信が最強だ

根拠のない自信を持っている人は強いです。

僕はできる。この自信ほど強いものはありません。

この根拠のない自信、勘違いしてほしくないのは、自分が何の努力もしていないのに、ただできると言う自信を持つだけではダメです。

根拠のない自信が自分の力になるのは自分がやりたいことのために何ができるのかを考えて、そのための準備も努力も全てやり尽くした時だけです。

自信はそんなに簡単に手に入るものではありません。

小さな積み重ねによって少しずつ身に付いていくものです。

そしてどれだけやったとしても、実際にうまくいくかどうかはやってみないと分かりません。

そんな時に自分の背中を最後にグッともう一押ししてくれるのが、この根拠のない自信なんだと思います。

だから、自分が何かにチャレンジしたいのであればできるかどうかわからなくてもできると信じて挑戦してみたほうがいいです。

できると言う根拠はなくてもできると信じる、一方踏み出すにはその根拠のない自信が必要なんです。

考えても変えられないことを考えるよりも、今できることを考えましょう。

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