引き寄せの法則、思考は現実化する

自己啓発

引き寄せの法則の定義

引き寄せの法則とは、あなたがポジティブな思考や感情で強く願ったものは引き寄せられるというものです。

これは「思考が現実化する」という考え方に基づいています。

願いが既に叶っていることを想像し、その喜びの感情を先取りして感じることが重要だとされています。

科学的・理論的根拠

引き寄せの法則は、単なるスピリチュアルな話ではなく、科学によって解明されつつある現象です。

波動と周波数

この世のすべてのものは原子でできており、それらが振動し、エネルギー(周波数)を持っています。

人間もまた、約570兆回の振動をする「紐」でできており、この世のものはすべて周波数で構成されていると言っても過言ではありません。

この固有の周波数は、外的要因がなければ変わることはありませんが、人間だけは意思と感情によって自力で変えることができるとされています。

ポジティブな感情で高い周波数を出せば、それと同じ周波数の人や出来事を引き寄せると考えられています。

ネガティブな思考や感情は低い周波数を出し、くすぶった現象を引き寄せると言われています。

思考と感情の周波数

最新の科学では、人間の脳の灰白質ニューロンが思考や感情によって電磁波に似た周波数を出していることが分かっています。

つまり、思考は電磁波を出しているとされており、あなたが出す周波数と同じ周波数の人や出来事と共鳴し始めるのです。

この共鳴効果を科学的に解明した背景には、ニューロサイエンスの進展が関わっており、脳が発する電気信号(思考)が物質的な世界に直接影響を与えることを示唆しています。

統合医療の権威であるディーパック・チョプラ博士など多くの研究者が、人間の思考が特定の周波数で共鳴し、環境や現実を変化させると述べています。

量子力学(二重スリット実験、DNAファントム効果)

量子力学の「二重スリット実験」では、素粒子が観測されると波の性質から物質の性質に変化することが示されました。

これは、私たちが観測することで波動のエネルギーが物質化することを示唆しており、私たちの思考や意図が物質的な現実に影響を与える可能性を科学的に裏付けているとされます。

ロシアのウラジミール・ポポン博士が行ったDNAファントム効果の実験でも、DNAが周囲のフォトンに影響を与え、そのパターンを変えることが確認されており、思考や意図が物質に影響を与える可能性が科学的に示唆され始めています。

脳科学と心理学

脳は、現実とリアルな想像を区別できないという性質があります。

心の中で成功した自分をリアルにイメージすることで、脳がそれを現実と認識し始め、その実現に向けて自動的に動き出すのです。

また、思考が感情に大きな影響を与え、その感情が私たちの行動を決定することも分かっています。

なりたい自分をリアルにイメージすると、脳の前頭前野という目標や計画を考える部分が動き出し、脳が未来の実現に向けて動き始めるとされます。

両極性の法則

この世のあらゆる出来事には、ポジティブな面とネガティブな面が同時に存在します。

これは宇宙の法則であり、ある出来事に対してどちらを解釈するかはあなたの考え方次第です。

例えば、失業は最悪な出来事と捉えられる一方で、新しいキャリアを探すチャンスとポジティブに捉えることもできます。

この法則を意識することで、常にポジティブな側面を見つけ出し、潜在意識を味方につけて問題の解決策を見つけ出すことができるとされています。

成功のための重要な要素と実践方法

引き寄せの法則を効果的に活用するためには、以下の要素が不可欠です。

目標の明確化と数値化

漠然と「お金持ちになりたい」と願うのではなく、「年収1000万円を稼ぐ」のように、具体的な金額と期限を定めることが重要です。

脳は数字で測れる目標に反応しやすく、具体的な目標設定が潜在意識の焦点を強化します。

目標は紙に書き、常に持ち歩き、何度も読み返すことで潜在意識に刻み込まれやすくなります。

アファメーションと視覚化(ビジュアライゼーション)

すでに願望が叶っているかのように振る舞い、感謝の気持ちを込めて言葉に出す「アファメーション」を行います。

例えば、「私は今、毎月300万円稼いでいることにとても感謝しています」のように唱えます。

また、目を閉じて、その願望が実現した状況をリアルに、感情を込めて想像する「視覚化(ビジュアライゼーション)」が重要です。

場所の空気、音、色、感触、匂いまで詳細にイメージできると、脳がそれを現実として受け取るとされます。

ビジョンボードを作成し、望む生活のイメージ写真やイラストを貼ることも、視覚的に脳に働きかけ、現実として認識させるのに役立ちます。

この際、他人の目を気にせず、自分が本当にワクワクするものを貼ることが大切です。

もし、現実とのギャップに納得できない場合は、アファメーションやイメージトレーニングの前に「今からするのはただの妄想です。

私の未来や願望とは一切関係ありません」と宣言する方法が紹介されています。

これにより、脳が「ツッコミ」を入れなくなり、半信半疑の状態を強化するのを防ぎます。

「既にある」「満たされている」という感覚と感謝

潜在意識には時間の概念がないため、現実にはまだなくても、既に願望が叶っている、または持っていると信じ続けることが重要です。

感謝することで「満たされている」というメッセージを潜在意識に送り続け、それがさらなる幸せを引き寄せます。

今あるもの、持っているものに目を向け、感謝することが非常に大切です。

例えば、屋根のある家に住んでいること、食事ができること、健康な体があることなど、意識しないだけで満たされていることに気づくべきです。

行動の重要性

引き寄せの法則は魔法ではなく、思考やイメージだけでは不十分で、物理的な世界では行動が不可欠です。

宇宙からの「ひらめき」や「直感」は、願望達成のための行動のヒントであり、それをすぐに実行に移すことが成功に繋がります。

ジョン・アサラフは、毎朝「今日、私の目標を達成するために何ができるだろうか?」と問いかけ、最低1つか2つの行動を起こすことを推奨しています。

行動は、脳を鍛える訓練であり、現実で行動するためのものです。

「ご機嫌」でいること

気分よく過ごすことで、高い周波数を維持し、宇宙のエネルギー(ハイヤーセルフ)の声が届きやすくなります。

ネガティブなニュースや嫌いな人との交流を減らし、趣味や散歩、感謝など、気分が良くなることを積極的に行いましょう。

気分が軽い状態は、クラウド(エネルギー場)との繋がりを密接にし、ひらめきが降りてきやすくなり、オーダーが現実化するスピードが速くなると言われています。

決断と覚悟

成功哲学者のボブ・プロクターは、「決断を下すと全てが変わり始める」と強調しています。

まず「何を叶えるか」という目標を明確に決断することが先であり、具体的な「何をするか」という手段にこだわるのは2の次です。

「後戻りできない」ほどの強い覚悟を持って決断することで、脳や意識がその目標に最優先で向かい、達成が楽しくなります。

セルフイメージと「ヒーローのふり」

成功者は、現実的に成功する前から、自分が成功者であると確信し、そのように振る舞います。

脳は想像した成功体験を現実の記憶として蓄積し、それに沿った行動パターンを自然と取るようになるためです。

姿勢を変える「パワーポーズ」や、尊敬する成功者の言動を真似することも、脳科学的に効果的です。

感情と体の反応がセットになって初めて、脳はそれを現実だと認識すると言われています。

スモールステップとコンフォートゾーンの拡大

いきなり大きな目標を掲げるのではなく、現実的に達成可能だと信じられる小さな目標(スモールステップ)から始めることが大切です。

小さな成功体験を積み重ねることで、自分の「コンフォートゾーン(心地よい場所)」を少しずつ広げ、より大きな目標が「手の届く範囲」だと感じるようになります。

コンフォートゾーンを少しずつ広げていくことは、引き寄せのための話だと説明されています。

過去や未来への囚われを捨てる

「あの時こうしていれば」と過去に囚われたり、「将来が不安だ」と未来を心配したりする思考は、ネガティブな現実を引き寄せます。

「今、ここ」を大切に生き、現在の行動に集中することが重要です。

今を生きることは、成長する必要がない、今のままで完璧だと感じることで、満足感のある潜在意識を生み出します。

感情の観察

自分自身の感情をよく観察する習慣をつけることが重要です。

自分がどういう時にどう感じるのかを理解することで、本当に自分が何を面白そうと感じるのかが分かってくるとされます。

感情のセンサーが麻痺している人は、まず時間的なゆとりを持ち、ゆったりと過ごす時間を確保することが良いとされています。

引き寄せの法則がうまくいかない理由(落とし穴)

多くの人が引き寄せの法則を実践しても効果が出ないのは、以下の落とし穴にはまっている可能性があります。

「魔法」だと誤解している

思考するだけで何でも叶う、努力や行動は不要、という誤解は、引き寄せの法則の作用を妨げます。

この世界は物理法則で動いており、行動が不可欠です。

単に頭で考えたり、イメージするだけで願望が実現するような簡単な話ではないとされています。

「ないもの」への執着と欠乏感

願望に強く執着することは、「今持っていない」「不足している」という意識を強化し、潜在意識はその欠乏状態を達成しようとします。

例えば、「お金が欲しい」という思考は、潜在意識では「お金が足りない」という現実を創り出すことにつながります。

執着は、今豊かではない、今幸せではないという感情から生まれるため、その感情がそのまま現実化する結果となります。

半信半疑

アファメーションやイメージトレーニングを「本当に叶うのかな?」と疑いながら行うと、その疑いの部分が強化され、逆効果になってしまいます。

心から信じられない状態では、潜在意識はその信じられない状況を強化すると言われています。

パニックゾーンへの設定

年収300万円の人がいきなり「30億円欲しい」と願っても、それは現実離れしており、潜在意識は「自分には無理だ」と判断し、現状維持機能(ホメオスタシス)が働き、コンフォートゾーンに戻そうとします。

あまりにも遠い目標は、心から信じ込むことができず、引き寄せが起きないとされています。

「努力」の誤解

「努力」という言葉は、潜在意識に「成功は大変で辛いこと」という認識を植え付け、その現実を引き寄せてしまいます。

成功者は、我慢する「努力」ではなく、心からしたいことを楽しんでやっているとされます。

楽しいと感じることを夢中でやっているため、周りからは努力しているように見えても、本人にはその自覚がないことが多いのです。

顕在意識と潜在意識のズレ

顕在意識で「お金が欲しい」と思っていても、その裏にある潜在意識が「お金が足りない」と感じていれば、潜在意識の「足りない」という感情が現実化します。

引き寄せの法則において採用されるのは顕在意識ではなく、潜在意識が感じている感情です。

ネガティブ思考へのバイアス

人間はネガティブなことに意識が向くようなバイアスがかかっていることが、生まれながらに備わっている防衛本能であるとされています。

このため、無意識のうちにネガティブな思考に囚われやすく、それがネガティブな現実を引き寄せる原因となります。

世の中のニュースや情報もネガティブなものが多いため、知らず知らずのうちにネガティブな思考がすり込まれてしまうことも指摘されています。

まとめ

引き寄せの法則は、ポジティブな思考や感情で強く願ったものが現実化するという宇宙の法則です。

願いが既に叶っていることを想像し、その喜びの感情を先取りして感じることが重要です。

明確な目標設定、イメージング、アファメーションに加え、行動が不可欠であり、執着や欠乏感は逆効果となります。

「既にある」という感覚を持ち、今あるものに感謝し、ご機嫌でいることが成功の鍵です。

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