米国株2025年10月28日

米国株
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米国株市場は、主要な株価指数(ニューヨークダウ、S&P 500、ナスダック)が直近で3日連続の最高値を更新するなど、堅調に推移しています。

この上昇の主な要因は、大型ハイテク株(メガテック)の好調な企業決算や、政策金利の利下げに対する市場の期待感です。

市場を牽引する主要銘柄とAI相場

NVIDIA

約5%の大幅上昇を見せ、時価総額5兆ドルに接近しています。

NVIDIAのCEOは、同社のAIチップの注文総額が2026年までに5000億ドル以上に上ることを明らかにしています。

また、アリゾナ州でAIチップ「ブラックウェル」のフル生産が開始されたことも発表されました。

Microsoft

決算への期待感から一時的に時価総額が4兆ドルを超えました。

OpenAIとの提携がアップデートされ、MicrosoftはOpenAIの株式の27%を保有することになっています。

AI関連

市場ではAI関連技術が国策として進められている分野であり、資産を増やす上で確実性が高いと見られています。

PayPalもOpenAIと提携し、ChatGPT上で決済を完了できる支払い技術を提供することを発表するなど、幅広い分野でAIの活用が進んでいます。

経済状況と潜在的なリスク

経済の「ねじれ」

AI関連は絶好調である一方、一般消費者の信頼感は3ヶ月連続で低下しており、経済状況には「ねじれ」が見られます。

消費者の間では労働市場や生活費を巡る懸念が広がっています。

雇用悪化とAIの影響

Amazonはコーポレート部門で1.4万人の削減を実施するなど、通常人間が担当する業務をAIに代替させる取り組みを強化しています。

この動きは、ホワイトカラー層もAIに置き換えられつつある状況を示しています。

歴史的な調整リスク

過去のパターンを見ると、10月は歴史的に株価の調整や暴落が起きやすい月であることが指摘されています。

現在の市場は、株価のバリエーションが歴史的な平均値を大きく上回っており(PERが高い)、また信用取引の残高が過去最大に膨張しているなど、暴落のサインとされる兆候が見られるため、注意が必要な状況です。

投資家にとっては、一部の銘柄(特に大型ハイテク株)に資金が集中している現状に注目し、どこに資金が集まっているのかを見極めることが重要だとされています。

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