米国株

12月26日の米国株式市場は、いわゆる「サンタラリー」の期間中にありますが、全体としては材料不足により小幅な動き(横ばい)が続いています。
S&P 500やナスダックなどの主要指数は、わずかに下落するかフラットな状態で推移しており、年末特有の商いが薄い状況が見て取れます。
個別銘柄やセクターで見ると、非常に重要な動きがいくつかあります。
NVIDIA(エヌビディア)の巨大投資
AI半導体大手のNVIDIAは、AIスタートアップであるグロック(Grok/Groq)社から、AIモデルの「推論」に特化した技術のライセンス供与や主要人材の引き抜きを行うことを発表しました。
実質的な買収に近い形(約200億ドル規模)であり、トレーニングだけでなく「推論」分野での独占体制を強化する狙いがあると評価されています。
半導体需要の強さ
メモリー半導体(HBM)への需要は依然として非常に強く、SKハイニックスなどが価格引き上げを行うなど、2026年に向けてさらなる市場拡大が予想されています。
バリュー株への注目
ハイテク株が調整局面にある一方で、小売大手のターゲット(Target)などの割安な優良銘柄にアクティビスト(物言う投資家)が関心を示すなど、一部のバリュー銘柄に資金が動く兆しも見られます。
金利見通し
市場では、1月の利下げは見送られ、3月に1回行われる可能性があるという見方が強まっています。
ビットコイン・レンジ相場と1月の回復期待

ビットコインについては、現在8万7,000ドルから9万ドルの間での「低空飛行」あるいは「レンジ相場(横ばい)」が続いています。
上値の重さと流動性
一時的に9万ドルを回復する場面もありましたが、年末で市場の流動性が低いため、利益確定売りに押されやすく、上昇の勢いが持続しにくい状況です。
貴金属との対比
現在、投資家の注目は史上最高値を更新し続けているゴールド(金)やシルバー(銀)などの貴金属に集まっており、ビットコインはそれらの動きに追従するタイミングを待っている状態と言えます。
年明けの見通し
1月に入ると、機関投資家によるポートフォリオの再分配が行われるため、再び仮想通貨市場に資金が戻り、回復に向かう可能性があるとの期待感も示されています。


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