1月26日の米国株市場は、主要指数が全体的に上昇して取引を終えました。
主要なハイテク株が市場を牽引した一方で、半導体セクターの一部や小型株には弱さも見られるなど、まちまちな動きとなりました。
1月26日の米国株市場の概況

市場は先週の急落による「窓」を埋める動きを見せ、再び最高値を目指す展開となっています。
主要指数の動き

S&P 500
+0.5%の上昇。
1月のリターンがプラスで終わる確率は高く、その場合、年内の上昇確率も高まるとの見方があります。
ナスダック
+0.43%の上昇。
ニューヨークダウ
49,412.40ドルで終了。
ラッセル2000(小型株)
-0.29%と下落し、セクター間での資金移動が見られました。
注目銘柄とセクター
大型ハイテク株
Appleが約3%上昇しました。
新型AirTagの発表や、投資銀行による目標株価の引き上げが好材料となりました。
MicrosoftやGoogle、Metaも堅調に推移しました。
半導体
NVIDIAがAIスタートアップのCoreWeaveに20億ドルの追加出資を発表しました。
一方で、Intelが約5%安、マイクロンが約3%安となるなど、一部の銘柄は利益確定売りに押されました。
レアアース関連
米政府による16億ドルの支援と株式取得のニュースを受け、プレマーケットで一時26%急騰しましたが、本取引では一転して約10%の下落となる激しい値動きを見せました。
テスラ
約3%の下落となりました。
経済指標とマクロ環境
経済の底堅さ
米国の耐久財受注が0.7%増となり、5ヶ月連続のプラスを記録しました。
GDPも堅調で、米国経済の力強さが改めて確認されています。
為替の緊張感
ドル円は一時153円台まで円高が進みました。
日米当局による協調介入の憶測が飛び交っており、ニューヨーク連銀による「レートチェック」が実施されたとの見方もあります。
不透明な政治リスク
1月31日に期限を迎える政府閉鎖リスクが意識されており、投資家の警戒感に繋がっています。
ビットコイン

ビットコインなどの仮想通貨市場は、価格が反発しているものの、投資家心理には「不気味な静けさ」が漂っています。
現在の価格帯
ビットコインは8万7,000ドル〜8万8,000ドル付近で推移しています。
恐怖指数の乖離
価格が上昇を試みているにもかかわらず、恐怖指数(Fear & Greed Index)は「29」と低い数値を示しており、投資家が依然として強い警戒感(恐怖)を抱いているという異常な乖離が見られます。
今後の見通し
短期的には8万9,000ドルを力強く突破できるかが焦点です。
一方で、機関投資家の約4分の3はビットコインがまだ過小評価されており、伸び代があると考えているという調査結果もあります。
日本国内の動向
日本では2028年までに暗号資産ETFの解禁が期待されていますが、その時点ではすでに価格が上昇しており、「今から準備しておかないと遅すぎる」との指摘もあります。
今週はFOMC(米連邦公開市場委員会)や大型テック企業の決算発表が相次ぐため、市場全体のボラティリティ(価格変動)が非常に高くなることが予想されます。


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