米国株2026年3月13日

米国株
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米国株2026年3月12日

地政学リスクの再燃とインフレ懸念に揺れる米国市場

今日の米国市場は、一段と厳しさを増す地政学リスクと、それに伴う原油価格の高騰が重石となる一日となりました。

投資家の間では、景気後退とインフレが同時に進行する「スタグフレーション」への警戒感が急速に強まっています。

中東情勢の緊迫化とエネルギー価格

イランを巡る軍事的な緊張が長期化の様相を呈しており、ホルムズ海峡での船舶火災や機雷散布の報道が市場を震撼させました。

国際エネルギー機関(IEA)による石油備蓄の放出決定も、市場の供給不安を打ち消すには至らず、原油先物価格の上昇が続いています。

株価指数の動向

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前日のダウ平均株価は、昨年12月以来の安値を更新。

本日もその流れを引き継ぎ、時間外取引から米株先物は軟調に推移しました。

エネルギーコストの上昇が企業の利益を圧迫するとの懸念から、ハイテク株を中心に売りが先行しています。

ドル高の継続

リスク回避の動きからドルが買われ、ドル円相場は158円台後半まで上値を伸ばすなど、ドルの独歩高が続いています。

これは米国内のインフレ抑制には寄与するものの、多国籍企業の海外収益を押し下げる要因として意識されています。

ビットコイン

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ビットコイン(BTC)は、投資家の「リスク回避」姿勢が強まる中で、重要な心理的節目である70,000ドルを巡る激しい攻防が続いています。

現在の動向

本日は70,000ドル〜71,000ドル近辺での推移。

一時的に下押す場面もありましたが、現物ETFへの継続的な流入期待が下値を支えています。

今後の展望

ドル建て価格で見ると、地政学リスクによる「デジタル・ゴールド」としての買いと、金利先安観の後退による売りが拮抗しています。

明日の米インフレ指標の結果次第では、一気にレンジを抜ける可能性があるため、ドル建てでの価格動向を注視する必要があります。

まとめ

「エネルギー価格の行方」と「インフレ指標の確認」が今週最大のテーマです。

不透明な時期だからこそ、ディフェンシブな姿勢を持ちつつ、好業績を維持している個別銘柄に注目が集まっています。

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