牛乳は身体にいいのか

牛乳は身体にいいとは言えません。健康目的で飲むのは控えた方がいいでしょう。

牛乳のカゼイン

牛乳にはカゼインというたんぱく質が含まれています。牛乳のたんぱく質の約80%がカゼインになります。

人が消化できるカゼインは、主にβカゼインですが、牛乳には人が消化できないαカゼインを多く含んでいるんです。そのため牛乳のカゼインは未消化のまま腸は入ります。

このカゼインは腸の中へ入ると炎症を起こし、腸壁に隙間や穴を開けます。そこへ弱毒性の菌や物質が血液に入りこみ、免疫を狂わせます。これをリーキーガット症候群といいますが、これによりアレルギー症状や免疫異常を起こします。

乳糖不耐症

牛乳には乳糖という糖質も含まれます。この乳糖は消化不良を起こして、下痢などの症状が出る事が多いようです。

日本人の多くは乳糖をうまく消化できません。日本人にはラクターゼという酵素が不十分であるため、乳糖を分解できないんです。

カルシウムとマグネシウム

牛乳にはカルシウムが豊富に含まれています。ですが、カルシウム含有量が多すぎてマグネシウムとのバランスが非常に悪いんです。

人間の血液は一定のカルシウム濃度を保とうとします。そこで牛乳を摂取すると血中カルシウム濃度が高くなり、マグネシウムを調達しようとして、骨を溶解してしまうんです。

それにより骨のカルシウムが目減りして、骨粗しょう症のリスクを上げるんです。

牛乳は何故身体にいいとされているのか

骨を丈夫にする効果や、背が伸びるなどといった、健康面でのメリットが目立ちます。

1946年の戦後間も無く、アメリカのスポック博士が育児書に牛乳や乳製品を積極的に摂るように推奨したんです。のちにこれは間違いだったと牛乳や乳製品の健康論は否定されたんですが、日本では何故か翻訳されず、広まっていないんです。

それが今でも続いており、学校や幼稚園などで当たり前に出されているんです。そもそもごはんの時に牛乳って合わなくて、美味しくないと思うのは私だけでしょうか。

牛乳の選び方

低温殺菌牛乳

低温殺菌牛乳、パスチャライズ牛乳ともいいます。低温殺菌牛乳は牛乳の栄養や性質を損なわず病原菌の危険性を最小にするんです。

63℃〜65℃で30分、72℃〜75℃で15秒間、有害菌のみを除去します。

低温殺菌牛乳はたんぱく質の熱による変性が少なくてすみ、生乳に近いかたちでおいしくのが特徴です。

一般的に流通している牛乳は超高温殺菌で製造しており、長く保存ができます。120℃〜130℃で2〜3秒、無害な微生物も全て殺菌してしまうんです。

たんぱく質は熱変性を起こして消化吸収が悪くなり、カルシウムも吸収しづらくなります。

ノンホモジナイズ牛乳

ノンホモジナイズ牛乳とは、ホモジナイズされていない牛乳です。

ホモジナイズとは、牛乳に圧力をかけて、生乳に含まれる脂肪球を砕いて小さく均質化することです。

均質化することで乳脂肪の分離を防ぎ、味が安定します。一般的な牛乳の殆どは、乳脂肪分と水が分離するのを防ぐため、ホモジナイズ処理がされています。

ホモジナイズ処理は生乳の成分を破壊しているため、脂肪球に包まれていた乳糖が剥き出しになってしまうために、乳糖不耐症の症状が出やすくなってしまうんです。

ノンホモ牛乳は、脂肪球を均質化していないので、置いておくと上部に脂肪分が浮いて、クリームラインと呼ばれる、天然の生クリームの層ができます。

生乳に手を加える工程が少ないので、より生乳の風味を楽しめる製法なんです。乳糖が剥き出しで無いため、乳糖不耐症の人が飲んでもお腹を壊しにくいんです。

乳牛の生育環境

牛のごはんには粗飼料と濃厚飼料の2種類があり、粗飼料とは草、もしくは草をもとに作られたもので牛の主食です。

濃厚飼料とはとうもろこしや大豆などを粉末にしたものです。牛にとってはおかずになります。とうもろこしや大豆などは遺伝子組み換えの可能性が高いんです。

牛に限らず、豚や鳥などのごはんにも遺伝子組み換えとうもろこしが与えられている事がほとんどです。

日本では牛乳や乳製品、食肉などに表示義務は無いんです。

あとは生育中の牛に投与される抗生物質やホルモン剤にも対策している牛乳を選ぶことが重要です。

そうなるとコストがかかってくるので価格は高くなりがちです。

牛乳はガブガブ飲むものでもないので、多少こだわっても良いのではないでしょうか。

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