エンバランス

健康

エンバランス(Embalance)は、プラスチックの原料にEMXゴールドを一緒に混ぜて作る、非常に不思議な特性を持つ商品群です。

これは「持続可能なプラスチック」として開発されました。

製造技術と背景

エンバランス製品は、プラスチックの原料にEM(有用微生物群)の技術を応用したEMXゴールドを加え、水熱化学(高温高圧の水に対する化学反応)や熱、圧力を加えて作られる「エンバランス加工」が施されています。

この加工は原料そのものに行われているため、後からコーティングされたものではなく、効果が失われることはありません。

開発者の増本さんは、1990年代にプラスチックがダイオキシンや環境ホルモン(ビスフェノール、フタル酸エステルなど)の問題により「悪者」とされた時代に、これらの添加物を使わずに、地球に優しい新しいプラスチックを作ろうと考えました。

この開発の過程では、「水と油は混ざらない」という当時の科学の常識を覆し、水とプラスチックのレジンを混ぜ合わせることに成功したという経緯があります。

また、エンバランスのタンク製品の開発は、阪神大震災の際に安全な水確保の必要性を痛感した経験がきっかけとなっています。

主な効果と機能

エンバランス製品の最大の特長は、食品の鮮度保持効果と美味しさを保つ点にあります。

鮮度保持・栄養保持

野菜や果物などの食品を中に入れると、長持ちし、鮮度と栄養が保たれます。

例えば、ホウレンソウやコマツナなどの葉物野菜は、一般的な袋に入れたものと比較して、長期間(例:2週間)経過しても状態が良いことが確認されています。

カットしたキャベツの千切りが茶色くならなかったり、通常すぐに色が変わり始めるバナナやリンゴの酸化を遅らせる効果もあります。

お寿司のシャリ(ご飯)が冷蔵庫に入れても硬くなりにくいという報告もあります。

美味しさ・発酵促進

食品の鮮度を長く保つだけでなく、美味しくしてくれます。

甘くない果物(スイカなど)を入れておくと甘くなる現象も報告されています。

水差しや水筒に水道水を入れておくと、水がまろやかになります。

味噌やその他の発酵食品を仕込む容器として使うと、発酵を促し、まろやかに美味しく発酵していきます。

再利用性・耐久性

エンバランスの袋やラップは、一度使った後も洗って繰り返し使用できるように設計されています。

袋の底の角が丸く設計されているため、スポンジで隅まで洗いやすくなっています。

非常に丈夫なプラスチックであり、劣化しにくいとされています。

製品のラインナップと応用例

エンバランス製品には多種多様なものがあります。

保存容器・タッパー

味噌作り用の大きなサイズ(9Lや6L)から、カット野菜、生姜やニンニクの保存、作り置きのおかずの保存まで幅広く使われます。

ザル付きの容器もあり、もやしなどを洗ってそのまま水切りしながら保存するのに便利です。

新鮮チャック袋

野菜や果物、パンの保存に使われ、鮮度保持に優れています。

ラップ

カットした食品の酸化を防ぎます。

また、使用後に洗って何度も使えます。

観葉植物の鉢の中に埋めると植物が元気になったり、マスカラに巻くと最後までスムーズに使えるといったユニークな使い方も紹介されています。

ピッチャー・水筒・タンク

水を入れると水がまろやかになります。

特に12Lのエンバランス・タンクは、災害時の水の確保(防災グッズ)として推奨されています。

布製品・その他

Tシャツ、靴下、枕カバー、シーツ、ブランケット、腹巻き、ぬいぐるみなどもあります。

腹巻きは身体を温め、腸の調子を良くするといった効果が期待されています。

これらの製品を家庭で使うことは、食品の鮮度低下による食品ロス(国内で年間約552万トン、家庭から約247万トン)の削減にもつながると考えられています。

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