1人社長になっていきなり年収を650万円にする方法

学び

松尾昭仁さん著書、「 1人社長になっていきなり年収を650万円にする方法」

「仕事が特に楽しいわけではない」「やりがいもあまり感じていない」「働きに見合った分の給料をもらっていない」というあなたにお勧めの本です。

日本のビジネスパーソン、会社員の一部には、給料は我慢代だと考える人がいます。

本来給料は働いた対価です。

もし本当に我慢代なのであれば、これから働いている間ずっと我慢して仕事を続けることになります。

いずれストレスが軽減されれば良いのですが、今より辛さがひどくなり、心や体が壊れていく可能性もあります。

本書は「ストレスのない仕事をしたい」「嫌な上司の下で働くのはもううんざりだ」「せっかく撮った資格を生かして独立したい」「起業してお金持ちになりたい」そんな思いを持っているあなたに向けて書いたそうです。

著者は独立当初からビジネスが順調だったわけではなく、紆余曲折は人並み以上にありました。

仕事がなく、生活に苦しい時期があったのも事実です。

たくさんのインプットとトライ&エラーを繰り返し、1人社長の成功パターンを見つけてからは順調で毎日の仕事が楽しくて仕方がないそうです。

本社にはその秘密を余すことなく書いてあります。

誰でも起業家になれる時代がやってきた

悔しい思いをするのがビジネスパーソンなのか?と考えるあなたへ

こんなに頑張っているのに、なぜ給料は上がらないのか、評価されないのか、こんな思いを持った人に著者は答えます。

「それが会社員の宿命です」。

会社には仕事のできる人とそうでない人がいます。

優秀な人ほど評価されるべきではないでしょうか?こんな疑問もあると思います。

ではなぜそうならないのでしょうか?

理由は3つあります。

  1. 多忙なマネージャーが多いため、部下の仕事の実績をしっかりと把握できないこと
  2. 日本は長い間、年功序列型賃金制度のもとで運営をされてきたため、年齢が評価基準になっており、若手が仕事で輝かしい実績を挙げても評価されづらい
  3. 人件費の問題

こうした状況があるため、2割の優秀な社員が会社の業績を上げているのにもかかわらず、その他の社員との年収もあまり変わらずできる人のモチベーションが上がらない状態が続いています。

これが日本社会の構図です。

ひとり社長とは何か?

著者が進める起業とは、1人で会社を立ち上げて社長になるひとり起業です。

売るものはあなたのスキル、ノウハウです。

培ったノウハウを売ると言う事は、お客様にコンサルをすると言うことです。

コンサルタントであれば、コンテンツを売るのですから、売り上げを上げるために商品の仕入れをする必要はありませんし、売れずに在庫が溜まっていく心配もないのです。

何より、あなたの経験や知識を売れるということが嬉しいはずです。

世の中には、あなたのノウハウを欲している人がたくさんいて、その方々に教えることで感謝の輪がつながっていく、それがひとり起業家でコンサルタントになるということなのです。

起業したら誰でもまずはコンサルタント

公認会計士、税理士等の資格があると有利になるかもしれませんが、数ある人の中から選ばれるのは大変シビアなものです。

様々な大手事務所などがありますから、案件の受注競争も大変です。

資格があるからといって、すぐに仕事を受注できるわけでは無いのです。

仕事のできる幅を広げることはできますが、資格があるから独立して食べていけると言うわけではありません。

著者もこれといった資格は持っていないそうです。

それよりもノウハウと肩書きを開示し、目の前のお客様をしっかりと満足させてきたことで、それが実績となり口コミが広がり今に至るそうです。

資格よりも実績づくりが大事なのです。

起業家は悔しい思いをしたあなたこそがなるべき

起業なんてそんなに簡単にできるのか?学歴が高かったり大企業に勤めた経験を持っていたり、特別なスキルを持っていたりする人がやっているのではないのか?こう考える人は多いでしょう。

著者が提唱する起業はひとり起業です。

従業員を雇わないので、人件費はゼロです。

そして家をオフィスにしてしまえば、水道光熱費などは経費計上できます。

もちろん本を買ったり、仕事のために打ち合わせをするための飲食代も全て経費計上できます。

ひとり社長になることで、こういったメリットも手に入ります。

最初の起業はスモールスタートでリスクのないものが良いでしょう。

そもそもコンサルタントとは何か?

コンサルタントとは、コンテンツを売る人のことです。

ただ、コンテンツ=特別なノウハウを売ることだと考えている人は多いです。

コンテンツ=あなたが仕事で経験してきた経験や知識です。

あなたがもし社会人経験が3年しかなくて、教える自信がないと感じているのなら、その考えを変えましょう。

あなたが当たり前にできている技術を欲する人は存在します。

つまり社会があなたを必要としているのです。

自分の経験の中で、どれが人に教えられるものなのか考えてみてください。

そのコンテンツが見つかれば、あなたもコンサルタントになることができひとり起業ができるようになります。 

ひとり起業をお勧めする理由

立ち位置、チェンジで誰でも先生になれる

コンサルタントになって、コンテンツを売ると言うことに、自信がない方に。

それは常識でも武器になる「立ち位置チェンジ」の法則です。

多くの人が業界では単なるプレイヤーです。

しかし、立ち位置をチェンジすることで、教える人=コンサルタントになれます。

例えば通常なら、ただの大学生、しかし中学生高校生の家庭教師や塾の講師になれば、いきなり先生と言う立ち位置になります。

会社で仕事をするビジネスパーソンでいる限り、自分のノウハウをお客様に提供してその対価をもらって終わりです。

しかし先生や講師と言う立ち位置にチェンジをすることでビジネスが一気に広がります。

在庫リスクゼロでリターンを望める

ひとり起業は、低リスクで、リターンを望めるビジネスです。

低リスクである理由ですが、店舗を構えたりするものではなく、自分と言うコンテンツを売り込む仕事だからです。

つまり売るための商品を仕入れると言う在庫リスクがないビジネスなのです。

コンサルは、教育産業と似ているところがあります。

それは教える前にお金をいただけるということで、つまり先払いの文化なのです。

大学でも授業を受ける前に入学金と授業料を払いますが仕組みに近いものです。

先に売り上げが立つので、キャッシュフローがとても良いのです。

現金があるため、倒産のリスクも減ります。

後払いの文化ですと、下請け会社だと3ヶ月、6ヶ月の支払いサイトが当たり前です。

そして入金があるまでつなぎ融資として、銀行に借金をして利払いをしなくてはなりません。

このため、黒字倒産もあり得ます。

コンサルタントのようなキャッシュフローの良いビジネスは滅多にないです。

先払いのメリットは、クライアントが本気になると言うことです。

そのため結果が出しやすくなります。

最初の2年間は我慢の時

ひとり起業と言っても、苦労なく稼げるはずはありません。

投資のように考えると、ローリスクハイリターンのような商品はありません。

ひとり起業と言うのは、まさに低リスクで、始めて堅実なリターンを得ることができる起業法です。

リターンを得られるまでにどのくらい時間がかかるのか?

大体2〜3年で、会社員時代の年収に戻り、その後4年目位で年収650万円を超え、5〜7年目位で1000万円を超えていく人が著者の周りでは多いそうです。

起業家になるために資格は要りません。

必要なのは実績ですから、そのためにもセミナーなどに参加して成功パターンを見てインプットするのが1番の近道です。

フットワークを軽くして、日々成功パターンを見続けましょう。

1年目に市場調査を徹底して行い、2年目から収益を上げるために全力投球していきます。

仕事はどうやって獲得していく?

コンサルタントで集客をするためにも、自身にランディングが必要です。

講師の依頼はまずは安くても良いので、受けてセミナー講師と言う経歴を作りましょう。

また、現場ではセミナー開催者と人脈を作り、他にどのようなセミナーを開催しているのかをチェックしましょう。

あなたの顔が売れるチャンスも広がります。

売り出し中のあなたには知名度がありません。

なので、人のブランドを使わせてもらいます。

開業準備

何の専門家かはっきりわかる肩書きを考える

肩書はとても大切です。

あなたが何者で、どんなベネフィットを取引先であるお客様に提案できるのかが肩書からわからないといけません。

良くない肩書き失敗例

  • 経営コンサルタント
  • 集客コンサルタント

など、よく見かける肩書ですが、これでは具体的にあなたの強みがどこにあるのか、ぱっと見わかりません。

マイナーに見えるかもしれないところにも、相当数の依頼が来るのですから、肩書は具体的に差別化したものを記載しましょう。

いきなり会社を設立しろ

著者は従業員ゼロでも会社を設立した方が良いと伝えています。

あなたに仕事を頼む人のことを考えてみてください。

事前の情報が限られている中で、法人と個人どちらに仕事を発注しますか?

コンサルの内容も、値段も変わらなければ、法人を選択するはずです。

名刺に肩書が入っていても、携帯電話の番号しか掲載されていなければ警戒されてしまいます。

これが名刺の肩書に代表取締役と入っているだけでも、ブランド力が大幅に変わってきます。

昔と違って、今は株式会社を作るのに大金は必要ありません。

法定費用とその他の費用合わせても25万円程度で設立できるのです。

それだけのコストを渋ってしまうことで、受注を逃してしまうのは損です。

おそらく1階か2回の仕事で、そのような金額はペイできてしまいます。

ビジネスが軌道に乗ると、大手の仕事も受注できるかもしれません。

その際に重要なのが法人であるかどうかです。

仕事を受注するために会社を設立することが必要なのか?と思われるかもしれませんが、事業を本気でやると言う意思表示にもなるのです。

会社設立はいきなりやってしまって良いのです。

ひとり社長の稼ぎ方必勝パターン

まずは目標を逆算していきます。

年収650万円を稼ぐためには、会社の年商850万円位は必要です。

法人税の支払いや日々の営業コスト等のランニングコストがかかるためです。

コンサルで収入を稼ぐ手段を当てはめると

  • 個人コンサル、スポットコンサル 2時間2〜3万円
  • セミナー研修会社からの講師依頼 1日20万円
  • 自主開催セミナー 参加費用10,000円定員30名
  • 会社の顧問契約 1件1ヵ月10万円〜20万円

現実的には、1〜2年は、個人コンサル、スポットコンサルをしっかり堅実に行うことになるでしょう。

しかし、それだけでは1ヵ月30件、近くのコンサルを受けなくてはいけません。

それでは楽になりませんし、年収を上げていくのはとても困難です。

そこで自主開催セミナーを開催するために、個人コンサルのノウハウをしっかり貯めてストックしていきます。

自主開催セミナーをこなしていく中で、研修会社や大手とのパイプを作り、研修会社からの講師依頼を受けることにつなげていくのです。

大手のセミナー会社や企業の顧問契約を結ぶ意義をお伝えすると、クライアントに大手があることで、個人のお客様が安心できると言う事実です。

大手でセミナーをやるチャンスに恵まれたら、講師料は欲張らないでください。

あなたの代わりはいくらでもいます。

大手のセミナーを受ける時は、極力こちらから金額には触れないでください。

一度設定した金額は、半永久的な価格になります。

これだけ実績が出てきたので、金額を上げてくださいと言っても、なかなかそれは聞き入れられないのです。

匠の技術でいちげんさんを常連客に

結論ファーストで伝えることが大前提

コンサルの現場では、結論ファーストを心がけてください。

結論を先、理由は後。

前提として、クライアントは、自分のビジネスがうまくいっていないから、あなたに相談に来ているのです。

そしてどう行動すればいいのかを知りたがっています。

結論さえわかれば、その後の話が多少長くても聞いてくれます。

またビジネス全般にわたって結論ファーストは使えます。

結論ファーストで話すことを徹底していると、仕事ができる人と言う印象を与えることができます。

あえて誰でも知っている話を口にする意味

人間は話すことが好きですが、他人の話を聞き続けることを好みません。

さらに自分になじみのないことばかりを聞いていると耐えられないものです。

まずは相手がしっかりと理解のできる話を織り交ぜながら、そのクライアントが知らないであろうノウハウを伝えていくことを心がけてください。

コンサルの現場で話をする場合、相手が知っている話50%、相手が知らない話、50%の割合で話を進めていくとスムーズです。

要はクライアントが知っていることと、知らないことを織り交ぜながら話すのです。

一般常識から話を始めると、クライアントもこれよくありますよねとうなずいてくれます。

稼げるひとり社長の勉強法

新しいことを学びたければ、他人を真似る

コンサルタントは、オリジナルのコンテンツのみを教えなくてはいけないわけではありません。

ゼロから何かを生み出せるのは一部の天才だけです。

世の中のコンサルタントの大半も、独自のコンテンツを持っているわけではありません。

オリジナリティーにこだわっていたら、時間を浪費します。

プロらしい知識やノウハウは真似るところから始まるのです。

既存の知識やノウハウを掛け合わせて新しいでは生まれてきます。

多くの人が真似てはいけないと思っていますが、まずは真似ることから本質を学んでいけば良いのです。

伝える技術が自然とマスターできる読書術

今はSNSなどもあり、悪いやり方をすれば、すぐに本物か偽物かがばれてしまいます。

とにかくクライアントにわかりやすく、成果の出しやすいものを提供しましょう。

この観点から考えると、特に個人にコンサルするときには、専門用語を出してはいけません。

法人と違い、自分でお金を出してきているクライアントですから成果にはシビアです。

理解できない話ばかりする人には、お金を払おうとは思わないでしょう。

わかりやすく伝える技術がコンサルタントには必要なのです。

クライアントには、小学生や中学生でもわかる位に噛み砕いて伝えることが必要で、これが意外と難しいのです。

伝える技術を学ぶ事は必須のスキルです。

こうした技術を1番に身に付ける術が読書です。

難しい専門用語が出てきたら、調べて、わかりやすい言葉に言い換え、日本語を日本語に翻訳する技術です。

良い表現が出てきたら商談で使ってみる。これらを繰り返していくことでわかりやすく伝える手法が身に付いていくのです。

最後に

なんとなく起業の仕方を学びたいなと思って読んでみましたが、とても学びになりました。今のところコンサルタントにはなるつもりはありませんが、知識としてとても興味深い内容でした。

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