「いま」を生きるしかない

「いま」に集中する

過去の出来事を思い出しては、落ち込んだりして過去に縛られている事は、言い換えれば、今現在を蔑ろにしている事になります。

一息に生きる

禅の言葉で、一息(いっそく)に生きるという言葉があります。

文字通り、一呼吸するその瞬間、瞬間を一生懸命に丁寧に生きろ、という言葉です。

仏教でいう「三世に生きる」と同じ意味です。

三世というのは、「過去」「現在」「未来」のことなんです。

現在を生きているときは過去はすでに死に、その現在もたちまち過去となり、未来に生まれ、それが現在になります。

生まれては死に、死んでは生まれる。この生死の繰り返しが生きること。

死んだ過去を思い返しても仕方がないし、まだ来てもいない未来のことは生まれてから考えるしかない。

私たちは「いま」をどう生きるしかないんです。

ですが、過去への執着、未来を慮る、というのが人間なので困りものです。

過去の栄光は他人にとっては聞き苦しいものです。自分が語る側だったらみじめになりませんか?

過去に執着するのは、今の自分の生き方に対する自信のなさを表しているんです。

現在、今この瞬間を生きている自分を蔑ろにしているということなんです。

私たちは「いま」をどう生きるかしかないんです。いまを存分に生きること。一息に生きるとはそういうことなんです。

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