舛田光洋さんの著書『そうじ力ですべてうまくいく』
人生がうまくいかないのは部屋のせい?
片づいていない部屋はあなたが頑張っている証拠
部屋が散らかっていると、多くの人は「自分はだらしない」「努力が足りない」と責めがちです。
しかし著者は、散らかった部屋はその人が毎日を懸命に生きている証拠でもあると説いています。
日々の仕事や家庭の用事に追われ、部屋の片づけまで手が回らないのは、それだけ自分が頑張っているからです。
部屋の状態を否定するのではなく、「ここまで一生懸命やってきたんだ」と受け止めることが、掃除を前向きに始める第一歩になります。
今の自分の部屋を認め褒める効果
掃除を始める際に大切なのは、現状の部屋を「ダメだ」と否定することではなく、今の状態をいったん受け入れ、そこまで維持してきた自分を褒めることです。
「散らかっているけれど、ここは自分の生活を支えてくれている空間だ」と認めることで、自己否定感が薄れます。
そして少しでも掃除を進めれば、「できた」という達成感につながり、自己肯定感が高まっていきます。
部屋を認め、褒めることで、自分自身も認められるようになり、心が軽くなるのです。
帰りたくなる部屋を思い描く
掃除の目的は「きれいにしなければならない」義務感ではなく、「こんな部屋に住みたい」という理想を思い描き、それを実現していくことにあります。
理想の部屋を想像すると、自然と掃除のモチベーションが生まれます。
例えば「疲れて帰ってきたときにホッとできるリビング」「朝気持ちよく支度できる洗面所」など、自分が心から帰りたいと思える空間をイメージすると、掃除は単なる作業ではなく、未来の自分をつくる行動に変わります。
部屋や空間にやどる不思議な力
著者は、部屋や空間には目に見えないエネルギーが宿っていると説明します。
不要な物やホコリ、乱れた配置はそのエネルギーを滞らせ、住む人の気分や運気に影響を与えます。
逆に、部屋を整え清潔にすることで、空間のエネルギーが活性化し、心が落ち着いたり、良い出会いや出来事を引き寄せたりするようになります。
風水や気の流れの考え方にも通じますが、実際に掃除をすれば「空気が澄んだ」「気持ちが軽くなった」と体感できることが多く、部屋そのものが人生に不思議な力を及ぼすのです。
そうじ力で人生を変える
部屋はあなた自身を映し出す鏡
著者は、部屋の状態はその人の心や生き方を映し出す「鏡」であると説いています。
散らかった部屋は心の中の混乱や疲れを表し、整った部屋は気持ちの落ち着きや前向きさを表します。
つまり、今の部屋の状態を見ることで、自分自身の精神状態や生活習慣を客観的に知ることができます。
部屋を掃除して整えることは、自分自身を整えることにつながり、人生を変える大きなきっかけとなるのです。
トイレは感謝と謙虚さを表す場所
トイレは家庭の中でも特に大切な場所であり、感謝や謙虚さを映し出す空間とされています。
普段あまり人に見せることのない場所だからこそ、そこでの姿勢がその人の心を映します。
汚れやすく、掃除を後回しにしがちな場所をきちんと整えることは、「見えない部分にまで気を配れる自分」になることです。
トイレ掃除を習慣化することは、心を謙虚にし、感謝の気持ちを深め、運気を整える行動として強い効果を持ちます。
部屋の写真を撮る
掃除の効果を実感するために有効なのが、自分の部屋を写真に撮ることです。
人間は毎日の風景に慣れてしまい、部屋の乱れや汚れに気づかなくなりがちです。
しかし写真を通して客観的に見ることで、普段は気づかない細かい乱れや改善点がはっきりと見えてきます。
さらに、掃除の前後を写真で比べると「これだけ変わった」という成果が実感でき、達成感や自信が生まれます。
写真は掃除のモチベーションを高める実践的な方法なのです。
人生がレベルアップするとき起こること
掃除を続けていくと、単に部屋がきれいになるだけではなく、人生の流れそのものが変化していきます。
たとえば、新しい人との出会いがあったり、思いがけないチャンスが訪れたり、停滞していたことがスムーズに動き出したりします。
これは部屋を整えることで、心の中の不要なものも整理され、新しい流れを受け入れる準備が整うからです。
人生のレベルが一段上がるときには、古い習慣や人間関係が自然と離れていくこともありますが、それは新しいステージに進むためのサインであり、そうじ力がその後押しをしてくれるのです。
運がよくなり続けるそうじ力の実践
部屋を味方につけると変わること
部屋はただの生活空間ではなく、あなたの気分や行動に大きな影響を与える存在です。
散らかった部屋は疲れやストレスを増幅させますが、整った部屋は安心感や活力をもたらします。
部屋をきれいに保ち、自分の味方にすると、帰宅するだけで心が癒され、前向きなエネルギーを得られるようになります。
その結果、日常の判断力や行動力が高まり、チャンスをつかみやすくなるのです。
換気の効果
空気は目に見えませんが、運の流れと深く関わっています。
換気をせず淀んだ空気の中で生活すると、気分が重くなり、物事も停滞しやすくなります。
窓を開けて新鮮な空気を取り入れると、空間のエネルギーが入れ替わり、心身ともにリフレッシュします。
朝や掃除の後に換気することで、気の流れが活性化し、新しい運を呼び込むことができるのです。
捨てる効果
不要なものを持ち続けることは、心に不要な荷物を抱えているのと同じです。
使わないものや壊れたものを処分すると、空間が広がり、エネルギーの流れがスムーズになります。
物理的な空きスペースは、新しい出会いやチャンスが入ってくる「余白」となり、人生に余裕と可能性を生み出すのです。
モノを捨てると心がスッキリする理由
物には持ち主の感情や記憶が宿っています。
もう必要のない物を捨てることは、過去の執着や停滞した感情を手放すことにつながります。
その結果、気持ちが軽くなり、未来へ向かう力が自然と湧いてきます。
モノを捨てる行為は、単なる片づけではなく「心のリセット」であり、ストレス解消や自己解放の効果を持っているのです。
汚れ取りの効果
汚れはエネルギーの停滞を象徴します。ホコリや水垢、油汚れを放置すると、気持ちも重くなり、物事が滞る原因になります。
逆に、汚れを落とすと空間が輝きを取り戻し、自分自身も軽やかになります。
特に水回りや玄関などは、エネルギーの出入り口にあたるため、掃除による効果が大きく、運の流れを一気に変えることができます。
そうじ力的拭き方
著者が勧めるのは「心を込めて拭く」掃除です。
単に汚れを取るのではなく、「ありがとう」「きれいになってね」と感謝の気持ちを込めながら拭くと、不思議と掃除がはかどり、空間もより一層心地よくなります。
拭き掃除は、手と布を通して空間と自分がつながる行為であり、心を浄化する効果も持っています。
整理整頓の効果
整理整頓は単に物を整えるだけでなく、頭の中の情報や思考の整理にも直結します。
必要なものがすぐに取り出せる環境は、行動の効率を高め、無駄なエネルギーを使わずに済みます。
また、整った空間は心に落ち着きをもたらし、集中力や判断力を大きく向上させます。
整理整頓で人生の迷いがなくなる
部屋が散らかっていると、物を探すのに時間を取られたり、選択に迷ったりすることが増えます。
これは心の迷いを象徴しています。整理整頓をすると、物事の優先順位が明確になり、迷いや不安が減っていきます。
その結果、人生の選択においても自信を持って決断できるようになります。
整理整頓は、心のブレをなくし、自分らしい人生を進むための土台をつくるのです。
そうじ力で実現する願いが叶う部屋
最強のエネルギー空間に変わる
掃除を重ね、不要なものを取り除き、空間を清らかに保つことで、部屋そのものが「エネルギーを生み出す場」へと変わります。
乱れや汚れのない部屋は、住む人の気持ちを軽くし、自然と前向きな思考や行動を引き出してくれます。
人は環境から大きな影響を受けるため、整った部屋にいるだけで心身が調整され、直感や集中力が高まります。
この「エネルギー空間」は、願いを叶えるための行動力やアイデアを後押しし、人生の流れを好転させてくれるのです。
モノ・部屋が理想の人生に導く
部屋にあるモノやその配置は、無意識のうちに自分の意識や行動に影響を与えています。
例えば、壊れたモノや使わないモノに囲まれていると、それが「停滞」や「諦め」の心を呼び込みます。
一方で、本当に必要なモノやお気に入りのモノだけに囲まれると、自分の理想や目標が明確になり、それにふさわしい生き方を自然と選べるようになります。
つまり、部屋を整えることは、自分の未来をデザインすることでもあり、理想の人生に導かれるための重要なステップなのです。
部屋を整える七つの要素
光
光は部屋の雰囲気と住む人の気分を大きく左右する要素です。
明るい光は心を前向きにし、陰鬱な気持ちを取り払ってくれます。
特に自然光は生命力を象徴し、窓から太陽の光を取り入れることで部屋に活気と清らかなエネルギーが宿ります。
カーテンを開けて日の光を浴びる習慣を持つだけでも、気分が軽くなり、ポジティブな出来事を引き寄せやすくなります。
水
水は浄化と循環を象徴する存在です。
水回りをきれいに保つことは、生活全体の流れを整えることに直結します。
流しやお風呂、トイレの汚れを取り除き、水が澄んで流れる状態を保つことで、心の滞りも解消されます。
また、透明な水の存在は心を落ち着け、物事をリセットして新たに始める力を与えてくれます。
香り
香りは目に見えない空気の質を変え、気分や集中力に直結します。
清潔な空気そのものが最も良い香りですが、アロマやお香を使うことでさらに心地よい空間を演出できます。
良い香りは心を和ませ、部屋に帰りたくなる感覚を生み出します。
香りを整えることは、住む人の感情を安定させ、願いを実現するためのエネルギーを高める作用を持ちます。
音
音は空間の「波動」を整える役割を果たします。
雑音や不快な音が多い環境は心を乱し、逆に心地よい音楽や静けさは集中力を高めます。特に掃除中に軽快な音楽を流すと、掃除が楽しくなり、空間のエネルギーも高まります。部屋に流れる音を意識的に整えることで、心の調律が行われ、前向きな行動力が湧いてくるのです。
色
色は心理に直接影響する要素であり、部屋の雰囲気や住む人の気分を大きく変えます。
例えば白は清潔感とリセットを、緑は癒しと調和を、青は冷静さを、赤は活力をもたらします。
自分の目標や望む気分に合わせて色を取り入れると、部屋が自分の人生をサポートする舞台に変わります。
色の力を味方につけることで、日常の選択や行動に良い影響を与えられるのです。
インテリア
インテリアは空間の使いやすさと心地よさを決める要素です。
モノの配置やデザインを工夫することで、生活がスムーズになり、気分も整います。
無駄に物を詰め込むのではなく、必要なものだけをバランスよく配置することが大切です。
自分が心から落ち着けるインテリアを選ぶことで、部屋は「帰りたい場所」になり、毎日のエネルギーを回復させる拠点となります。
植物
植物は「生きたエネルギー」を部屋にもたらします。
緑の葉は目を癒し、空気を浄化し、自然とのつながりを感じさせてくれます。
植物を世話することは自分自身の心を整える行為にもつながり、優しさや落ち着きを育てます。
また、植物が元気に育つ部屋はエネルギーが循環している証拠であり、住む人の運気も高まっていくのです。
1日ひと拭きから始まるうれしい奇跡
そうじに関する多くの人の誤解
多くの人は「掃除は大掛かりにやらなければ意味がない」「時間があるときにまとめてやればよい」と思い込みがちです。
しかし著者は、そうじは特別なイベントではなく、日々の暮らしの中で少しずつ続けることに大きな力があると説きます。
ほんの小さな一歩が、心の変化や運気の流れを生み出すきっかけになるのです。
そうじ力を習慣化するすごい効果
掃除を習慣にすると、部屋がきれいになるだけでなく、心の整理や生活のリズムが自然と整います。
続けることで「やればできる」という自信が生まれ、小さな成功体験の積み重ねが自己肯定感を高めます。
さらに、整理された空間は直感や行動力を高め、人生全般をスムーズに進める助けとなります。
1日ひとつからでも効果がある
掃除は一度に完璧を目指す必要はありません。
1日ひとつ、例えば机を拭く、玄関を掃くといった小さな行動だけでも、空間のエネルギーは確実に変わります。
その変化を自分で実感できると、自然に「もっときれいにしたい」という気持ちが湧き、継続の力になります。小さな一歩が大きな奇跡を生み出すのです。
毎日のついでそうじで運気アップ
掃除を「特別な時間」にすると続きませんが、日常の動作に組み込むと習慣になります。
歯を磨いたついでに洗面所を拭く、料理の後にコンロを拭く、帰宅時に玄関の靴を揃えるといった「ついで掃除」が効果的です。
こうした小さな積み重ねが、空間を常に清らかに保ち、運気の流れをよくします。
朝のそうじ力
朝は一日のスタートであり、新しいエネルギーを取り入れる時間です。
朝に掃除をすると、部屋も心もリセットされ、やる気と集中力が高まります。
特に窓を開けて換気し、床を軽く拭くだけでも、新鮮な気が部屋に流れ込み、ポジティブな一日を迎えることができます。
昼のそうじ力
昼は生活の途中でエネルギーが滞りやすい時間です。
少しの掃除を挟むことで、気分をリフレッシュできます。
例えば、仕事の合間に机を整える、昼食後に台所をきれいにするなど、昼の掃除は集中力を回復させ、午後からの行動をスムーズにしてくれます。
夜のそうじ力
夜の掃除は一日の疲れや汚れをリセットする役割を持ちます。
寝る前に部屋を整えることで、翌朝の目覚めがすっきりし、心地よい睡眠につながります。
特にリビングやキッチンをきれいにしてから寝ると、翌朝に気持ちよく新しい一日を始められ、運気の流れも自然と良くなります。
週末のそうじ力
平日にできなかった部分は、週末に少し時間をかけて取り組むのが効果的です。
冷蔵庫の整理、押し入れの整頓、ベランダや玄関の掃除などをすると、家全体のエネルギーが一気にリフレッシュされます。
週末の掃除は、心と空間の「大きなリセット」として働き、翌週を良い流れで始める準備になります。
いつものそうじを運をよくする習慣に変えるには
掃除を義務や負担と感じるのではなく、「これで運がよくなる」「人生が整っていく」と考えると、習慣化しやすくなります。
感謝の気持ちを込めて掃除することで、行為そのものが心を浄化し、前向きなエネルギーを呼び込みます。
つまり「掃除を楽しむ心」が、掃除を開運習慣に変える秘訣なのです。
人生が劇的に好転する大そうじ
日々の小さな掃除に加えて、年末や季節の変わり目に行う「大掃除」は、人生を大きく変える転機になります。
不要なものを一気に捨て、隅々まで磨き上げると、空間のエネルギーが大きく変わり、滞っていた運が流れ始めます。
大掃除は「新しい人生を迎えるための儀式」であり、劇的な好転を呼び込む強力な手段なのです。
まとめ
舛田光洋さんの『そうじ力ですべてうまくいく』では、部屋や空間の状態がその人の心や人生に大きく影響を与えることを説いています。
散らかった部屋は努力している証拠であり、今の自分を認めるきっかけにもなる一方で、部屋を整えることで心も整い、帰りたくなる空間をつくることができます。
部屋は自分を映し出す鏡であり、トイレなど特定の場所は感謝や謙虚さを象徴します。
掃除を通して空間を整えると、人生の節目やレベルアップを迎える際に変化が起こりやすくなります。
実践面では、換気・捨てる・拭く・整理整頓といった基本の掃除によってエネルギーが循環し、心が軽くなり、迷いが減るとされています。
さらに、光・水・香り・音・色・インテリア・植物といった七つの要素を整えることで部屋は理想の人生へ導くエネルギー空間に変わります。
掃除は一度に完璧を目指す必要はなく、1日ひと拭きや「ついで掃除」から始めても十分効果があり、朝昼夜や週末ごとの工夫で習慣化しやすくなります。
そして、定期的な大そうじは人生を大きく好転させる力を持つとされています。
つまり、「そうじ力」とは、部屋を整えることで心と人生を整え、願いや運を引き寄せるための実践的な習慣なのです。


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