塚本亮さん著書、「すぐやる人とやれない人の習慣」。
成功している人、生産性の高い人は行動が早いです。
すぐやる人とやれない人の違いはなんでしょう?
気合や意志力だけで自分を動かしているのではないというところです。
すぐやる方程式は、意志×環境×感情です。
つまり、すぐやってしまう環境を作り、すぐやるための感情を作り出すことが大切です。
すぐやる事は、自分の人生をコントロールしている感覚を取り戻す最強のメソッドです。
すぐやる習慣を身に付けることで、見違えるほど毎日を生き生きと過ごすことができるようになるでしょう。
思考編
すぐやる人はラクに自分を動かす/やれない人は無理矢理自分を動かそうとする
すぐやる人は「小さな一歩」から始めることで、自然に行動を始められる仕組みを作ります。ハードルを下げることで、無理なく動けるのです。
一方、やれない人は「完璧にやらなければ」と気合いや根性で無理に動こうとし、結果的に続かず途中で挫折してしまいます。
すぐやる人は頭の中を空っぽにする/やれない人は頭の中で処理しようとする
すぐやる人は「考えを紙に書き出す」「タスクをリスト化する」ことで、脳内をシンプルにして行動に集中します。
やれない人はすべてを頭の中で抱え込もうとし、あれこれと考えすぎて疲れ、行動が止まってしまいます。
すぐやる人は明日を疑う/やれない人は明日を信じる
すぐやる人は「明日も同じ気分で動ける保証はない」と理解し、今日できることを今日やろうとします。
やれない人は「明日やればいい」と先延ばしにし、結局その「明日」が来ても同じことを繰り返してしまいます。
すぐやる人は逆算思考と積み上げ思考/やれない人はゴールを考えられない
すぐやる人は「最終的にどうなりたいか」というゴールから逆算して計画を立てつつ、日々の小さな積み上げも重視します。
つまり、大きな目標と日常の行動を結びつけています。
やれない人はゴールがあいまいで、何を目指しているのかがわからないため、努力が空回りしたり途中で投げ出してしまいます。
すぐやる人は考えるために行動する/やれない人は行動するために考える
すぐやる人は「まずやってみてから考える」姿勢を持ち、行動する中で得た情報や経験をもとに改善していきます。
やれない人は「十分に考えて準備が整ったら行動しよう」と考えるため、いつまでも行動が始まらず、機会を逃してしまいます。
すぐやる人は失敗しまくる/やれない人は全勝を目指す
すぐやる人は「失敗は学びの一部」と捉え、多くの失敗から修正を繰り返して成長します。
やれない人は「絶対に失敗したくない」と考え、完璧を求めすぎるあまり挑戦すらできず、行動が止まります。
すぐやる人は目の前のことに集中する/やれない人は結果ばかりを気にする
すぐやる人は「今やるべきこと」に意識を集中し、一歩ずつ前に進むことを重視します。
結果はその積み重ねで自然とついてくると考えています。
やれない人は「もし結果が出なかったら…」「いつ成果が出るのか」と先の不安ばかり気にし、肝心の行動にエネルギーを注げなくなります。
つまり、「すぐやる人」は思考をシンプルにし、小さく始めて行動しながら学び、目の前に集中することで自然と成果を積み上げていきます。
一方、「やれない人」は考えすぎや先延ばし、完璧主義にとらわれ、行動を妨げる思考パターンに自ら縛られてしまうのです。
自分を動かす編
すぐやる人は環境で自分を動かす/やれない人は誘惑に負ける
すぐやる人は、自分の意志に頼らずに行動できるよう、あらかじめ環境を整えます。
例えば、机の上を片づけて作業だけに集中できるようにしたり、スマホを手の届かない場所に置いたりするなど、やらざるを得ない状況を作り出します。
一方、やれない人は環境に流され、テレビやスマホなどの誘惑に負けてしまい、やるべきことを後回しにしてしまいます。
すぐやる人は小さな石を動かそうとする/やれない人は大きな石を動かそうとする
すぐやる人は、目標をいきなり達成しようとせず、小さなステップに分けて取り組みます。
大きな課題も「まずは一行書く」「まずは5分だけやる」といった小さな行動に変換することで、自然と前進できます。
やれない人は、大きな目標をそのまま抱え込んでしまい、「やるのが大変だ」と感じて動き出せず、先延ばしを繰り返します。
すぐやる人はまず1センチだけかじる/やれない人はあとで全部食べようとする
すぐやる人は「小さく始める」ことを重視し、たとえば本を読むなら「とりあえず1ページだけ読む」、書類を書くなら「タイトルだけ書く」といった形で少しだけ手をつけます。
その結果、続きもやりたくなり、行動が加速します。
やれない人は「まとまった時間ができたら一気にやろう」と考えますが、そのまとまった時間はなかなか訪れず、結局何も手をつけないまま終わってしまいます。
自己効力感
自己効力感とは、「自分ならできる」という感覚のことです。
すぐやる人は小さな成功体験を積み重ね、この自己効力感を育てています。
これにより「また次もできる」と前向きに行動できます。
逆にやれない人は行動しないために成功体験が得られず、自信を持てないまま「どうせできない」と考え、ますます行動しなくなってしまいます。
ツァイガルニク効果
ツァイガルニク効果とは、人は「終わっていないこと」を強く記憶に残すという心理効果です。
すぐやる人はこの特性を活かし、あえて仕事を途中で止めることで「続きが気になる」状態を作り、翌日すぐに取りかかれるようにします。
やれない人は完璧に終わらせようとして時間を確保できず、結局最初の一歩すら踏み出せないままになりがちです。
すぐやる人は毎日カバンを空っぽにする/やれない人は荷物を入れっぱなしにする
すぐやる人は、日々の整理整頓を習慣化しています。
毎日カバンを空にして中身をリセットすることで、「必要なものがすぐにわかる」「余計なものを持ち歩かない」といった行動のしやすさにつながります。
やれない人は荷物を入れっぱなしにし、不要なものやゴミをため込み、必要なときに必要なものが見つからず、行動が遅れてしまいます。
「自分を動かす編」では、すぐやる人は意志の力に頼らず、環境を整え、小さく始め、心理効果を活かしながら行動を継続しています。
逆にやれない人は、意志だけで頑張ろうとし、誘惑に流され、大きな課題に圧倒され、行動できない悪循環に陥ります。
感情マネジメント編
すぐやる人は儀式でスイッチを入れる/やれない人はサザエさん症候群
すぐやる人は「行動を始めるための小さな儀式」を持っています。
たとえば、机を拭く、コーヒーを淹れる、パソコンを開いて特定のフォルダを開くなど、その行為をきっかけに自然と仕事モードに入れるのです。
一方、やれない人は日曜の夜に「明日から仕事か…」と憂鬱になる、いわゆるサザエさん症候群のように、感情に支配されて行動を妨げられます。
気分の波に振り回されるため、動き出すまでが極端に遅くなります。
すぐやる人は物語を読む/やれない人は映像に頼る
すぐやる人は読書によって「自分の頭でイメージを広げる」習慣を持ち、そこから学びや刺激を得ています。
物語を読むことは想像力や共感力を高め、内面的な動機づけにつながります。
やれない人は映像に頼りすぎる傾向があり、受け身で楽な刺激ばかりを求めるため、自ら考えて動く力が弱まります。
受動的な娯楽に偏ると、感情を整えるどころか怠惰を助長してしまいます。
すぐやる人は根拠なき自信を持つ/やれない人は自分を否定する
すぐやる人は「できるはずだ」という根拠のない自信を持っています。
その自信が行動のエネルギーとなり、結果的に成果や経験を積み重ね、実際の自信へと変わっていきます。
やれない人は「どうせ自分なんて…」と否定的に考え、挑戦する前から諦めてしまいます。
こうした自己否定の姿勢は、感情を消耗させ、行動の意欲を奪います。
すぐやる人は言葉の力を信じる/やれない人は言葉をおろそかにする
すぐやる人は、ポジティブな言葉を自分にかけたり、目標を口に出したりすることで、自分の感情を良い方向に導きます。
言葉には思考と行動を変える力があると理解しているのです。
やれない人は、無意識にネガティブな言葉を使ったり、言葉の影響を軽視したりするため、自分で自分のやる気を削いでしまいます。
「どうせ無理」「疲れた」などの口癖が、さらに行動を妨げる悪循環を生みます。
「感情マネジメント編」において、すぐやる人は感情を意志や習慣によってコントロールし、儀式や言葉の力、根拠なき自信、読書による刺激などを利用して行動を後押ししています。
一方、やれない人は感情に振り回され、受け身の姿勢や自己否定、ネガティブな言葉によって自分を縛り、行動を阻害してしまいます。
体調管理編
すぐやる人は積極的な休みを楽しむ/やれない人は休養で疲労を溜める
すぐやる人は休みを「体と心をリフレッシュさせるための時間」として意識的に使います。
適度に運動をしたり、趣味を楽しんだり、質の良い睡眠をとることで、休むことでエネルギーを充電し、次の行動につなげます。
一方、やれない人は休みをだらだらと過ごし、夜更かしや暴飲暴食で逆に疲れをため込みます。
その結果、休んだはずなのに心身が重くなり、行動する気力が失われてしまいます。
すぐやる人は朝を大切にする/やれない人は夜が遅い
すぐやる人は朝の時間を効率的に活用します。
早起きして静かな環境で読書や仕事に取り組むことで、一日のスタートを整え、集中力の高い時間を最大限に活かします。
やれない人は夜遅くまで起きているため、朝は眠くて活動が遅れがちです。
生活リズムが崩れ、頭も体もすっきりしない状態で一日をスタートさせるため、やる気が起きにくくなります。
すぐやる人は腹八分目まで食べる/やれない人は満腹になるまで食べる
すぐやる人は「少し物足りない程度」で食事を終える習慣を持ちます。
腹八分目は消化に負担をかけず、集中力を維持しやすいため、食後も快適に活動を続けられます。
やれない人は満腹になるまで食べてしまい、消化にエネルギーを取られて眠気やだるさを感じ、行動が鈍ります。
その結果、効率も下がり、動き出すまでの時間が長くなります。
すぐやる人は姿勢が良い/やれない人は背中が丸い
すぐやる人は姿勢を正し、胸を開いて呼吸を深く保ちます。
姿勢が良いことで血流や酸素供給が良くなり、集中力や気分も安定し、自然と行動に移りやすくなります。
やれない人は猫背になりやすく、呼吸が浅くなってエネルギー不足に陥り、気持ちも沈みがちです。
背中が丸まることで「やる気のない自分」を無意識に強化してしまい、ますます行動が起こせなくなります。
体調管理編では、すぐやる人は「休み方・生活リズム・食習慣・姿勢」といった基本を整えることで、自然と行動力を高めています。
逆にやれない人は休みや生活習慣をおろそかにし、体調を崩して行動の足かせを作っています。
時間・目標管理編
すぐやる人は数字のある目標を決める/やれない人はなんとなく流される
すぐやる人は「1日3件アポを取る」「毎日10ページ読む」といったように、数字で測定できる目標を設定します。
数字があることで進捗が明確になり、行動が具体化されます。
やれない人は「もっと頑張ろう」「そのうちやろう」と抽象的なまま過ごすため、行動の基準がなく、日々の流れに流されやすくなります。
すぐやる人は目的と目標を明確に持つ/やれない人は目標だけを追いかける
すぐやる人は「何のためにこの目標を達成するのか」という目的を意識します。
目的があることで、多少の困難にも意味を見いだせ、やる気が持続します。
やれない人は目的を考えず、ただ目標だけを追いかけるため、達成しても満足感が得られず、逆に途中で投げ出しやすくなります。
すぐやる人は次の日の準備をする/やれない人は流れで1日を終える
すぐやる人は一日の終わりに翌日の準備をします。
持ち物を整えたりタスクを整理したりすることで、翌朝すぐに行動を始められます。
やれない人は準備をせずに一日を終えるため、翌日になってからバタバタし、出だしでつまずき、その後の行動も遅れてしまいます。
すぐやる人は優先順位で仕事を進める/やれない人はマルチタスクでパンク寸前
すぐやる人は「重要なことから片づける」習慣を持ち、優先順位を明確にして取り組みます。これにより効率が高まり、集中力も維持できます。
やれない人は同時にいろいろなことを抱え込み、マルチタスクに陥りがちです。その結果、作業が中途半端になり、頭が混乱して疲れやすくなります。
すぐやる人はサティスファイサー/やれない人はマキシマイザー
すぐやる人は「これで十分」という基準で満足できるサティスファイサーです。
最善ではなくても、行動して結果を出すことを優先するため、次のステップに早く進めます。
やれない人は「もっと良い選択があるのでは」と考え続けるマキシマイザーで、完璧な答えを求めすぎるあまり決断が遅れ、行動が始まらないことが多いです。
時間・目標管理編では、すぐやる人は「数字・目的・準備・優先順位・満足基準」といった行動を明確化する仕組みを持ち、効率よく前進します。
一方、やれない人は「抽象的・目的喪失・準備不足・マルチタスク・完璧主義」といった要素により、時間を浪費し、行動できなくなります。
行動編
すぐやる人はマネをすることをいとわない/やれない人はオリジナルにこだわる
すぐやる人は成果を出している人の方法を素直に取り入れ、まずは同じように実践します。
マネから始めることで効率的に学び、やがて自分の工夫を加えてオリジナルを築いていきます。
やれない人は「最初から自分だけのやり方を作らなければ」とこだわり、行動を始めるのが遅れたり、無駄に遠回りをしてしまいます。
すぐやる人は記録を大切にする/やれない人は記憶に頼る
すぐやる人はメモや日記、タスク管理などを活用し、情報や気づきを外部に記録します。
記録を残すことで忘れにくくなり、振り返りや改善にも役立ちます。
やれない人は「覚えておけばいい」と考えて記憶に頼りますが、人の記憶は曖昧で不完全なため、重要な情報を忘れ、行動の再現性を失いやすいです。
すぐやる人はアウトプットで頭を磨く/やれない人はインプットマニア
すぐやる人は学んだことを人に話したり書いたりしてアウトプットし、知識を実際の行動に結びつけます。
アウトプットを通して理解が深まり、改善点も見えてきます。
やれない人は本やセミナーで知識を集めるだけで満足し、行動に移さないため、せっかくの学びが定着せず、成長にもつながりません。
すぐやる人は赤ペンを持って読書する/やれない人は読み切ることに集中する
すぐやる人は本を読みながら重要な部分に線を引き、メモを書き込むなど、能動的に関わります。
読むことを通して学びを実生活に役立てようとしています。
やれない人は「最後まで読み切ること」を目的にしてしまい、知識を消化することなく読み流してしまいます。
そのため記憶や行動に結びつきにくくなります。
すぐやる人は復習で記憶を味方につける/やれない人は超人的な記憶に挑む
すぐやる人は学んだことを繰り返し復習し、忘れにくい形で定着させます。
少しずつ思い出す習慣を持つことで、自然に知識が積み重なります。
やれない人は「一度覚えれば忘れないはず」と思い込み、復習を軽視します。
その結果、すぐに忘れてしまい、努力が無駄になりやすいです。
すぐやる人は定期的にアップデートする/やれない人は時の流れに不満を言う
すぐやる人は「情報や知識は変化するもの」と理解し、常に学び直しや方法の改善を続けます。
新しい時代に合わせて柔軟に行動を変えることで成長を維持します。
やれない人は変化に対応せず、過去のやり方や知識に固執し、「昔は良かった」「今は大変だ」と不満を言うだけで行動を変えません。
すぐやる人は非常識に考える/やれない人は常識に縛られる
すぐやる人は常識にとらわれず、「もし常識がなかったらどうするか」と考え、新しい視点から行動します。
柔軟で大胆な発想が新たな挑戦につながります。
やれない人は「みんながやっているから」「普通はこうだから」と常識を基準にし、自分の可能性を制限します。
その結果、行動範囲が狭まり、変化のチャンスを逃してしまいます。
行動編では、すぐやる人は「素直にマネをする・記録を残す・アウトプットする・復習する・柔軟にアップデートする・非常識な発想を持つ」といった具体的な行動で成果を積み重ねます。
一方、やれない人は「オリジナルに固執する・記憶に頼る・インプットだけで満足する・読み切ることに終始する・復習を怠る・変化を拒む・常識に縛られる」ため、行動が停滞しがちです。
まとめ
塚本亮さん著書『すぐやる人とやれない人の習慣』では、行動力の差は才能ではなく日々の習慣の違いにあると説かれています。
まず「自分を動かす編」では、すぐやる人は環境を工夫して行動を促し、小さな一歩から取りかかり、持ち物を整理して自己効力感を高めるのに対し、やれない人は誘惑に負け、大きな課題を一気に片付けようとし、準備を怠るために動けなくなるとされます。
「感情マネジメント編」では、すぐやる人は儀式で気持ちを切り替え、物語から学び、根拠のない自信や言葉の力を活かして前向きに進む一方、やれない人は憂鬱な感情に支配され、映像ばかりに頼り、自分を否定し、言葉を軽んじてしまいます。
「体調管理編」では、すぐやる人は休みを積極的に楽しみ、朝の時間を大切にし、食事は腹八分目、姿勢も良く保つためにエネルギーが持続するのに対し、やれない人は休養でかえって疲労を溜め、夜更かしや食べ過ぎ、猫背によって活力を損ないます。
「時間・目標管理編」では、すぐやる人は数字のある目標を立て、目的と目標を区別し、前日の準備や優先順位づけを徹底して満足できる範囲で行動するのに対し、やれない人は流されるままに過ごし、目標だけを追いかけて空回りし、準備を怠り、同時進行でパンクし、完璧を求めすぎて行動が止まります。
「行動編」では、すぐやる人は成功者を真似し、記録を重視し、アウトプットで学びを定着させ、赤ペンを使って読書し、復習で記憶を強化し、定期的にアップデートしながら非常識な発想にも挑戦します。
対してやれない人はオリジナルに固執し、記憶だけに頼り、インプットばかりで行動に移さず、ただ読み切ることに満足し、超人的な記憶を目指して失敗し、時代に不満を漏らし、常識の枠に縛られてしまいます。
全体を通じて、本書は「すぐやる人」は小さな工夫や習慣によって行動を積み重ね、前進し続けるのに対し、「やれない人」は完璧主義や怠惰、思い込みにとらわれて行動が止まることを明らかにしています。


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