睡眠は質より量
睡眠は質がよければ短時間でも大丈夫は間違いです。実際には量が最も重要で、毎晩たとえ30分でも睡眠時間を増やすことが出来れば、多くの人が調子のよさを実感できるんです。
睡眠時間が7時間の人が最も死亡リスクが低いとされていますが、人間は必要以上に眠ることはできません。
毎晩9時間以上眠っている人は睡眠障害やなんらかの疾患を抱えてる可能性が高いです。
健康のためには自分に必要な睡眠時間を確保することが重要なんです。7時間がベストという説も、科学的な根拠はないんです。
目覚めがいいとしっかり睡眠がとれたと思いがちですが、実際には睡眠量が適切かどうかは別のことなんです。
眠気が日常的になった状態に長期間気づかずにいると、本来のスッキリとした目覚めが何かわからなくなります。
1人での作業が多い仕事や会話の多い仕事は睡眠不足に気づきにくいといえます。
とくに会話の多い仕事は、人とコミュニケーションをとる機会が多く、緊張感が高まり、睡眠不足に気づきにくいんです。
仕事帰りなどの遅い時間に電車で眠ると、睡眠欲求が中途半端に解消されてしまい、夜の寝つきが悪くなってしまうので、なるべく起きて過ごした方がいいでしょう。
レム睡眠不足は死亡率が上がります。2003年から始まった研究によると、高齢男性を12年間経過観察した研究で、レム睡眠の割合が5%減少するとごとに、死亡率が13%上昇することがあきらかになっています。
睡眠は貯金できない
休日のうちに寝だめをしようと考える人もいますが、睡眠は余分に溜め込むことは出来ないんです。
睡眠不足を解消するために、あとで沢山眠ることはできますが、それは慢性的な睡眠不足である睡眠負債を返済している状態です。睡眠が完全に充足されるとそれ以上の睡眠をとることはできません。
睡眠負債が積み重なると、マイクロスリープと呼ばれる瞬間的な居眠りを起こす可能性があります。これは数秒から10秒程度の短い睡眠で、自覚症状がないため、運転中などに起こると事故につながるリスクが高くなり危険です。
最適な睡眠時間
今の自分に必要な睡眠時間を調べる方法は2つあり、一つ目は就寝時間を30分早める方法です。休日に寝だめをしないのが前提で2〜3日試して身体の調子がよければ、寝る時間をさらに15分早めます。すると、自分にとって十分な睡眠時間に近づいていきます。
二つ目は4日間続けて目覚ましをかけずに寝る方法です。1日目は睡眠負債を返すために通常よりも長く眠ってしまうため、2日目、3日目には徐々に短くなり、4日目にはある一定の時間以上は眠れなくなります。それが自分にとっての十分な睡眠時間です。

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