人は睡眠不足になると、人に優しくできなくなります。誰もが経験があると思います。
睡眠不足になると、コミュニケーション力や理解能力が低下して、小さく些細なことでもイライラしやすくなることがわかっています。
サマータイムを導入しているアメリカでは、毎年3月の第二日曜日から、11月の第一日曜日の期間が夏時間に切り替わります。
夏時間に移行する日は、夜中の2時に時計の針を1時間進めます。
この日は早寝を意識しない限り、睡眠時間が1時間短くなってしまうんです。
この日だけ寄付金が減少するという研究結果があります。
睡眠不足によって他者を思いやる気持ちが抑制されてしまうことが考えられるんです。
睡眠不足の状態は、社会的な認知機能が低下して、他人への共感を処理する能力が低くなります。
なたらまた感情の制御も難しくなって、自己中心的な行動を優先するようになります。
睡眠不足によって、前頭前野の活動が低下して、他人を思いやる能力が減少します。
感情を調節するための脳内の神経伝達物質や神経回路が働きにくくなるんです。
またストレスホルモンのコルチゾールの分泌が増加して、感情のコントロールが難しくなります。
その結果、自己中なふるまいをしてしまい、結果的に人間関係の悪化につながります。
逆によく眠れている人は、他人に親切にすることが喜びになります。
2017年6月に、国立精神、神経医療研究センターが、睡眠が十分にとれている条件下で人助けを行うと、脳の中で快感を担う領域が活発に活動していたと、発表したんです。
睡眠不足の場合は、逆にこの領域の活動は低下していたんです。
寝不足はイライラしたり、ケチになったりと人に優しくない人間になることは、明らかです。

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