あなたの人生を変える睡眠の法則

健康

菅原洋平さん著書、「朝昼夕3つのことを心がければOK!あなたの人生を変える睡眠の法則 睡眠の質が良くなると、面白いほどやる気がわき上がる!」を読んだので、私的に残ったところをまとめます。

脳のやる気

全てが新しいシチュエーションが最もやる気になると、脳が認識してしまうと、同等か、それ以上の新しい状況が作られなければ、自分はやる気が起こらないと言う認識が出来上がっていきます。

こうなると現状の変わり映えしない仕事にはやる気が起こらず、そんな自分をやる気にさせようと焦り、いろんなことに次々とチャレンジして、それなのに満たされない感じだけが残ってしまいます。

自分をやる気にさせること自体が、いつの間にか目的になってしまうのです。

そしてある時、突然パタっとやる気がなくなってしまいます。

50%は既に知っている状況だけど、残りの50%は未知の領域、と言うシチュエーションで最もやる気が引き出されます。

この理論の元は、ロシアの心理学者レフ・ヴィゴツキーによって提唱された「発達の最近接領域」です。

50%の冒険をする

他者がいれば解決できる課題領域ー1人で解決できる課題領域=発達の最近接領域であり、人が最もやる気になり、最も成長しやすいシチュエーションです。

この割合は他者がいれば解決できる課題領域が50%、1人で解決できる課題領域が50%である時が最適です。

課題の50%が未知の冒険になるように、取り組む課題を設定すれば良いわけです。

他社の都合に合わせつつ、自分をやる気にさせ、成長させるシチュエーションを作らなければなりません。

そのためには一度体験した事は、しっかりと自分のものにしていく必要があります。

ささやかな体験でも、一つ一つが確実に自分の経験になっていれば、その組み合わせでどんな新しい場面にも、50%は経験がある「発達の最近接領域」にすることができます。

50%の経験は睡眠中に作られる

私たちは昼間に覚えた記憶が、睡眠中に量的にも質的にも変化していると言うことを感覚的に知っています。

記憶の仕組みには、2段階モデルと言う有名なモデルがあります。

記憶を司る脳の場所は海馬と大脳にあります。

海馬は物事をすぐに覚えますが、忘れやすいです。

大脳は、物事をなかなか覚えませんが、覚えた事は忘れにくいです。

私たちが目覚めている間に体験した事は、まず覚えやすい海馬が記憶します。

しかし海馬はすぐに忘れてしまうので、覚えた記憶を大脳に移します。

このプロセスを2段階モデルと呼びます。

この2段階目にあたる、海馬から大脳に記憶を移す作業が、睡眠中に行われています。

睡眠中には起きているときに溶けなかった問題が解ける「ひらめき」の機能があります。

ひらめきと思いつきは違います。

知識を詰め込んで詰め込んで考えが詰まったときに関係ない分野のヒントで、すべての知識がつながって解決するのがひらめきです。

睡眠は、脳の中の資源をフル活用して、記憶を質的にも変化させているのです。

睡眠中の情報処理によって、前日の経験は使える記憶に作り替えられます。

こうして昨日の経験に基づき、今日はさらに仕事の効率を上げるために、新しいことに挑戦するやる気が湧いてくると言うわけです。

ところが睡眠の質が悪いと記憶を整理するために、必要な神経の活動が見られなくなってしまいます。

ただ眠れば良いと言うわけではなく、質の良い睡眠をとることが重要です。

睡眠を司る3つのリズム

  • メラトニンリズム
  • 睡眠、覚醒リズム
  • 深部体温リズム

3つのリズムを実際の生活行動に置き換えてみると、起床から4時間以内に光を見て、6時間後に目を閉じ、11時間後に姿勢を良くする。

この大原則をそれぞれの時間帯に5分でできる行動に分けると、3つの法則になります。

朝5分、光の法則として、光を見てメラトニンを減らし、脳を覚醒させる。

昼5分、負債の法則として、目を閉じて、脳の睡眠物質を減らす。

夕方5分、体温の法則として、姿勢を良くして体温を上げ、眠り始めの体温を下げる。

これがやる気が湧き上がる法則です。

メラトニンが1日24時間を作る

人は1日が24時間より長い体内時計を持っています。

人にとっての1日の始まりから終わりまでを1つのブロックのように考え、これを位相と呼びます。

メラトニンはこの位相の調整をしています。

朝の缶コーヒーは要らなくなる

コーヒーに含まれるカフェインは、アデノシンがGABAを増やす段階をブロックします。

コーヒーで、脳が目覚めると言うよりは、睡眠物質が脳に溜まっている状態のまま、脳が眠らなくなると言う仕組みなのです。

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