習慣化の最大の敵は挫折です。
小さな習慣から始めて、しばらくは続いたとしても、そのうちに面倒になったり、飽きたりして嫌になり、挫折してしまう。
何かを習慣化しようとすると、誰もがそんな経験をします。
ですので、挫折しないための工夫や仕掛けが必要なんです。
なりたい自分を明確にする
もし筋トレやダイエットを習慣にしたいなら、単に筋肉をつけたい、痩せたいではなく、筋肉をつけてどんな自分になりたいのか、痩せてどんな自分になりたいのかを具体的にイメージするんです。
目標を達成した時の明確なイメージがあれば、それがやる気につながります。
自分はできるという自己肯定感が生まれて挫折しにくくなるんです。
イメージの力は脳の仕組みを知れば理解できます。
人間の脳は左脳と右脳に分かれています。
左脳は倫理的、分析的な思考と同時に過去を考えるという機能を持っています。
右脳は感覚的なイメージを描くと同時に、将来を考えるという機能を持っています。
もし右脳で将来のイメージを描けずにいると、人間は左脳の過去の記憶に支配されてしまうんです。
ら人間は過去のできなかったことを鮮明に覚えていて、だから何かを習慣化しようとしても、左脳の記憶、出来なかった記憶が足枷となり、今回も無理だと諦め、挫折してしまうんです。
それに対抗するには右脳で将来のイメージをしっかりと描くしかありません。
自分は絶対にこうなるんだ!と目標を強くイメージすることで、左脳の過去の記憶に支配されず、未来の自分を信じる力が生まれるんです。
なりたい自分とはすなわち願望です。
願望が大きいほど、辛抱する力も強くなります。願望の量=辛抱の量なんです。
なりたい自分をイメージする時は、理想の姿を大胆に思い描くことが大切なんです。
夢に制限はかけず、なりたい自分の姿を明確にして、できるだけ願望を大きく膨らませることが重要です。
今の自分を見つめる
今の自分の現在地を知らずに、目的地に辿り着くことはできません。
カーナビに目的地だけ入力しても、現在地が分からなければ、車は走り出すことができません。
習慣化も同じで、自分が今どのような状態でどんな弱点や足りないところがあるかを知らなければ、目標達成に向けて何をどう努力するのか分かりません。
目的地と現在地の間にギャップがあることを自覚しなければ、それを埋めるための努力もできないんです。
現在地を知ることは正しい努力とは何かを知ることでもあります。
現在地を知るにはまず、自分の好ましいところと好ましくないところをできるだけたくさん書き出して、棚卸しします。
書き出していくと今の自分が見えてくるんです。言語化することで冷静に今の自分を見つめ直すことができるんです。
それと、他人に自分はどんな人間かを聞くことです。
10人くらいに聞いていけば、他人から見えている自分がどんなものか分かってくるはずです。自分を客観的に見つめるにはとても良い方法なんです。
自分ではそんなつもりはなくても、相手がそう思っているということは、そう思われるような習慣が身についているということです。
それが分かれば、普段の振る舞いや言葉などの習慣をどう変えればいいのかも分かります。
現在地を知らずにがむしゃらに前へ進んでも、目的地に着くことは不可能です。
今の自分を知り、現在地を知って、頑張れば必ず目標を達成できると信じられれば、途中で挫折することもありません。
何のために?を考える
目的がないものは長続きしません。
何かを習慣にしたいのなら、何のためにそれをやるのかを考えるんです。
それが習慣を継続する大きな原動力になります。
何のためにという目的さえ明確であれば、行動はあとからついてくるんです。
周りがやっているからとか、なんとなくで始めた人は目的がないから、途中で必ず挫折します。
ただ継続する事が目的そのものの場合は例外ではありますが。
目的がないものは決して長続きしません。
誰かのために
自分のためにの目的でも十分に効果はありますが、誰かのためにになると人間は何倍も頑張れるものです。
目標を達成したときに喜んでくれる人の顔がはっきり見えると、人はやる気になるものです。
誰かにありがとうと言ってもらうことが、諦めない力になるんです。
高い目標や難しいことをやり遂げる時は、誰かのためにを利用すると、効果は高いです。
誰かのために頑張ることは人間のモチベーションになるんです。
自分のための夢や目標は限界を早くしますが、誰かのための夢や目標は限界を超える力になるんです。
〜しなければならないはNG
習慣が続くか続かないかは、好き嫌いで決まります。
脳の仕組みは非常にシンプルで、好きなものなら続くし、嫌いなものなら続きません。
習慣化で挫折したくないのならばまずは、やりたいか、やりたくないかの感情を大切にします。
やりたいことなら、脳がワクワクを感じ楽しく続けられます。
やりたくないことなら、脳が嫌がって回避しようとします。
習慣化に慣れていない人は、自分の好き嫌いの感情に従って、やりたいと思えることを始めてみることが大切です。
気づかないうちに〜しなければならないという思考に捉われてしまいがちです。
〜しなければならないというルールは挫折のもとです。
本当はやりたくないことを習慣化するのは非常に難易度が高いんです。
挫折しないためには、自分の中にあるやりたいという感情に目を向けることが重要なんです。
〜しなければならないよりもやりたいで考えましょう。

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